タワレコ渋谷店が11月23日にリニューアルオープン。各フロアはこんな感じ
嶺脇育夫 代表取締役社長率いるタワーレコード。そんなタワレコの中でも渋谷店が、“360°エンターテイメント・ストア”をコンセプトに全面リニューアルし、11月23日にグランドオープンすることが決定した。
◆タワレコ渋谷店の各フロアのイメージ画像
タワレコ渋谷店では、世界最大規模、世界一の品揃えを誇るCDショップを目指し、今回の全面リニューアルに合わせて、在庫枚数を今までより10万枚増強の80万枚に。さらに売り場面積を約50坪増床し、1,550坪と強化する。また、市場動向や利用者の嗜好にあわせて、フロアごとのジャンル構成も見直し。エスカレーターの移動でどの階でもまとめて会計できるようにすることで、レジの渋滞緩和や利用者の趣味にあわせた買い回りができるといった、利便性も向上させるという。
イベントスペース「STAGE ONE」として親しまれてきたB1Fフロアは、ドミューンとのコラボレーションによるライブストリーミング配信番組「TOWER RECORDOMMUNE SHIBUYA」の開設にともない、ライブストリーミングスペース「CUTUP STUDIO」に改装。ストリーミング配信ならびに有料イベントの実施も可能なスペースとなる。
1FにはNEW RELEASEとRECOMMENDS、そしてチケットぴあカウンターを設置。入口両サイドには180インチ相当の大型マルチモニターを配置し、ライブ感が演出された外観&内装となるほか、レジを7台に増設。混雑時のストレスを軽減させる。もちろん催事スペースも用意されており、パネル展や衣装展なども開催できる。
2Fには、音楽/映画関連書籍や輸入雑誌をはじめ、ポップカルチャーやペーパーバックスまで、“渋谷”ならではの品揃えのTOWER BOOKSと、これに併設して、“TAMARIBA - 溜り場 - ”をコンセプトに、本を持ち込んでゆっくりと時間を過ごせるカフェ「TOWER RECORDS CAFE」をオープンさせる(ちなみにメニューは王道のカフェメニューがベース。ちょっとした休憩から、しっかりとした食事、テイクアウトまで、目的に沿った利用が可能)。またTOWER RECORDS CAFEでは、トークイベントなどの開催も予定している。
最新作からアイドル、アニメ、大人のJ-POPまでを網羅する3Fフロアには、イベントスペース、展示スペースを新しく用意。また4FにはHIP-HOPとJ-HIP-HOP、CLUB MUSICとJ-CLUB MUSIC、REGGAEとJ-REGGAEを集約し、「DANCE」関連商品を集めたショップインショップ型の“DANCE/DJコーナー”を新設。DJ機材を設置したイベントスペースでは、DJイベントも開催できる。さらにK-POPもこのフロアとなる。
最新作からルーツミュージックまで“ROCK”の現在・過去・未来のすべてを集めたのが5Fフロア。6Fは専門性を高めたJAZZコーナーと、こだわりの映像コーナーが同居した、大人のためのエンターテイメントフロアとなる。そして7Fは、約7万枚を取り揃える日本最大級の売場面積のCLASSICALコーナー。音楽ファン必見のAMBIENT/ELECTRONICA/AVANT-GARDEコーナーも、ショップインショップとして復活させる。
最上階8Fには、写真パネル展やアーティストとのコラボ展など様々な催事企画を行う「SpaceHACHIKAI」が登場。現在、1Fのラウンジスペースにて開催している展示企画をさらにスケールアップさせるイメージだ。
さらに、リニューアルより渋谷店の全CD販売フロアにて、タワーレコードオリジナルのタブレット端末によるデジタル試聴機を約70台導入。これによりオープン時には、国内盤として発売されている楽曲(※一部対象外楽曲あり)、邦楽、洋楽合わせ、約65万曲をフルヴァージョンで試聴できるようになるとのこと。
◆タワーレコード
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