インディーズアーティストの音楽収益化をサポートする「TOWER CLOUD」サービス開始

インディーズアーティストを中心に“音楽で収益を得るためのファーストステップ”をサポートするサービス「TOWER CLOUD（タワークラウド）」が本日5月20日（水）よりスタートした。

サービス運営を行なうのは、レコチョクとタワーレコードが設立した株式会社エッグス。同社は2015年から展開してきた「Eggsプロジェクト」の本格的な事業化を目的に共同設立され、インディーズを中心とした2万組以上のアーティストと30万人以上のリスナーが出会う無料音楽プラットフォーム 「Eggs」 を運営してきた。

本日、 新たにスタートした 「TOWER CLOUD」 は、 楽曲を登録（無料）するだけで、 Apple Music、 Spotify、 LINE MUSIC、 レコチョクなど世界167カ国と地域の音楽配信ストアで楽曲を販売することができるサービスで、 アーティストが販売・再生に応じて収益を得ることが可能となる。

さらに、 登録された全ての音源をスタッフが視聴することで、 タワーレコードでのCD販売のチャンスも生まれる。他にも登録した音源を使ったCDの制作・プレス委託をはじめ、全国80店のタワーレコードの店頭・タワーレコードオンラインでの販売、 クラウドファンディング等でのマネタイズの機会、店頭展開によるアーティスト紹介、「タワーレコード オンライン」「Mikiki」「Eggs」などWEBでのアーティスト紹介、毎月20万部発行のフリーマガジン「bounce」でのピックアップ、SNSでの情報発信といったプロモーション支援までサポートの可能性は多岐にわたる。

さらに、 アーティストの活動を“未来に繋げるための取り組み”として5月25日（月）から8月末まで 「TOWER CLOUD Scholarship」 キャンペーンも実施。こちらでは「TOWER CLOUD」から新規配信申請をしたアーティストの中から選考で最大100組へ活動サポートを目的とした “奨楽金” 10万円を支援する（“奨楽金”は配信収益のアドバンス扱いとなり、 一年間の配信収益と相殺します）。


本日5月20日（水）にはタワーレコードのバイヤーが「Eggs」登録者からこれぞというアーティストを発掘しTwitterでレコメンドしていく 「Eggsレコメン！」 もスタート。 バイヤーが作成した店頭に設置しているお馴染みの“手書きポップ”付きで毎日１アーティストを紹介するこの企画、 第一回は梅田NU茶屋町店の浦野さんが 「ハク。 」 をレコメンド。今後、 「TOWER CLOUD」登録アーティストでも同様な「レコメン！」キャンペーンを展開予定となっている。