Rake、<ap bank fes>会場の名付け親だった

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8月18日(土)国営みちのく杜の湖畔公園(宮城県柴田郡川崎町)にて開催となった<ap bank fes’12 Fund for Japan>が行われ、地元仙台出身・在住のRake(レイク)が登場、自身も被災した東日本大震災後に書き下ろした「素晴らしき世界」など5曲を熱唱。途中、MCの中で会場「みちのく杜の湖畔公園」の名付け親であるという事実が明かされた。

◆Rake画像

「実はこの会場と僕は不思議な縁があるんです…」と話し始め、公園が設立された当時に公園の名前一般公募があり、Rakeの父親が応募した名前が選ばれ、現在の「みちのく杜の湖畔公園」となったという事を説明。「親父が応募する時に恥ずかしいからと子供の名前(Rakeの本名)で応募したんです。だから、この公園のオープニングセレモニーの時には招かれて記念植樹もしたんですよ。」

まさかのエピソードに集まったオーディエンスもびっくり、会場がどよめいた。

Rakeのステージは約25分間。2012年第一弾シングルとして発売された「フタリヒトツ」から始まり、7月18日に発売された2ndアルバムから「Town Beat」に続き、大ヒット曲『100万回の「I love you」』を歌うと大歓声が沸き起こり、会場に集まったオーディエンスの大合唱が響き渡った。

「宮城に住んでいるので震災のことはよくきかれますけど、一生懸命生きていたら、みんな大変なこと、つらいことってあると思うんです。でも、いつだって一人じゃない、いつだってみんな繋がっている、と僕は思うから……」と話し、震災後に書き下ろした「素晴らしき世界」を熱唱。ラストには東北六魂祭のテーマ曲となった「誓い」をピアノ弾き語りで披露、会場は感動の渦にひき込まれ、Rakeのステージが終了した。

Rakeは仙台で生まれ、現在も仙台に住み続けてアーティスト活動を行っており、2011年の東日本大震災も仙台の自宅で被災。自身のホームページで「震災後ライフラインが全てストップした状態が数日続き、真っ暗な夜に訪れる大きな余震に眠れない日々が続きました」と被災体験を語りつつも、「僕はこれからもずっと、この街仙台に住み、仙台で暮らし、仙台から発信をしていきます」と、震災後も自らの経験をもとにチャリティライヴ等にも積極的に参加している。

10月からは全国ツアーを行う事が発表され、チケットの一般発売もスタート。地元・宮城では自身初のホールワンマンとなる東京エレクトロンホール宮城(旧称:宮城県民会館)で公演を行う。

(C)ap bank

<ap bank fes’12 Fund for Japan>
2012年8月18日(土)
@国営みちのく杜の湖畔公園(宮城県柴田郡川崎町)
1.フタリヒトツ
2.Town Beat
3.100万回の「I love you」
4.素晴らしき世界
5.誓い

<Rake TOUR2012 "素晴らしき世界~Now and Forever~″>
2012年10月20日(土) 17:00/17:30 大阪:梅田クラブクアトロ
2012年10月21日(日) 16:00/16:30 愛知:名古屋クラブクアトロ
2012年10月23日(火) 18:30/19:00 東京:Shibuya O-EAST
2012年10月26日(金) 18:30/19:00 広島:広島クラブクアトロ
2012年10月28日(日) 16:00/16:30 福岡:DRUM Be-1
2012年11月4日(日) 16:00/16:30 仙台:東京エレクトロンホール宮城

『WONDERFUL WORLD』
DVD付初回限定盤:BVCL343~344 3,500円(税込)
通常盤:BVCL 345 3,000円(税込)
1.素晴らしき世界
2.フタリヒトツ
3.Right NOW
4.ありのままの君が好き
5.HANABI
6.希望の歌
7.真冬に咲いたオリオン
8.Smile Song?
9.Gonna be OK!!!
10.Town Beat
11.大切な人
12.素晴らしき世界-strings ver.-
-BONUS TRACK-
13.100万回の「・・・」
初回盤DVD
・Rake TOUR2012“WONDERFUL WORLD-The Beginning-”@Zepp Sendai 2012.2.12
・恋愛指南ドラマ「100万回の「I love you」」<監修:田村 淳(ロンドンブーツ1号2号)/森川 友義(早稲田大学国際教養学部教授)>
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