ジャスティン・ビーバー、観客の悲鳴で訴えられるはめに

ポスト

コンサートの大音響は耳を傷める危険性がある。ただ、来日したばかりのジャスティン・ビーバーにとって災難(?)となったのは、オーディエンスの大歓声と悲鳴だった。オレゴン州ポートランドのステイシー・ウィルソン・ベッツさんが、2010年子供に付き添ってジャスティン・ビーバー公演に行ったところ、大歓声で治療困難な難聴になったとして、923万ドル(7億3840万円)の訴訟を起こしたのだ。

訴訟によると、サウンドは問題ではなく、ファンの叫び声、さらにジャスティンがそれを煽る行為が原因となり、耳鳴りのため眠れなくなったという。ハート形のゴンドラに乗ったジャスティンが登場した時、事態は最悪となり、様々な場所を彼が指し、手を差上げ激しく振ることで、凄まじい歓声が沸き起こったそうだ。

訴訟には彼だけでなくレコード会社、コンサート会場、コンサート・プロモーターも含まれているが、1000万ドル近い、その高額な訴訟金額に驚く。ちなみに、ジャスティンは最近フォーブスの長者番付で、30歳以下のエンタテイナー部門に登場しており、今年5月までの1年間に稼いだ金額は5500万ドル(44億円)と推測されている。

◆ニュース提供:ビルボード
◆BARKSビルボード・デイリーニュース・チャンネル
この記事をポスト

この記事の関連情報