若者の街・シモキタに異変? 30代40代が集まる理由は本田毅のfringe tritone

ポスト

ここ最近、若者の街・下北沢に異変が生じているらしい。

というのも、2012年5月25日、下北沢CLUB251には20代に混じり、30~40代の大人が集結していた。彼らのお目当ては、現在、花王の「ヘルシア スパークリング」CMソングにも起用されているfringe tritone(フリンジ トライトーン)。

メンバーの本田毅といえば、かのPERSONZのオリジナルメンバーでもあり、氷室京介のツアーにも参加する日本を代表するギタリスト。青春時代にロックに親しみ、伝説のバンドの音楽を聴いて育った世代が、大人になった現在に再び熱い音楽を求めてライヴハウスに足を運んでいる、というわけだ。

fringe tritoneは、本田毅と実弟のベース・本田聡に、ボーカルの斎藤洋と、実弟のドラム・斎藤篤生からなる、兄弟2組で構成されたバンド。

「ヘルシア スパークリング」のCMを担当していた広告代理店のCMプランナーも、彼らの音楽に惚れ込んひとり。fringe tritoneの世界観が商品イメージにある“爽快さ”や“疾走感”にピタリとはまったことからCMソングの制作を依頼した。そして出来上がった曲が「fly away」。この曲はバンド本来の魅力であるポップさと、ライヴでも定評のあるドライブ感が見事にマッチした作品となっている。

さらにレコード会社によると、CMに合わせて配信限定でこの曲をリリースしたところ、配信開始直後から驚異的なダウンロード数を記録している、という。

◆fringe tritoneのライヴチケット情報
◆fringe tritone オフィシャルサイト
この記事をポスト

この記事の関連情報