ベック、ジャック・ホワイトとのコラボ・シングルをリリース
ベックは今週、ジャック・ホワイトとタッグを組んだカントリー・ナンバー「アイ・ジャスト・スターテッド・ヘイティング・サム・ピープル・トゥデイ」をTHIRD MAN RECORDSよりリリースした。
この曲はホワイトが叫ぶようなヴォーカルを聴かせるパンク・テイストに加え、スムーズ・ファンク、そしてカントリーと異なるスタイルが展開されたナンバーで、ブルース・ギターの音色と“ゴミ収集の男が絶対に言わないようなことを言うよ”というベックのコーラスが楽しく浄化作用のように響くナンバーだ。また、ジャック・ホワイトの元妻で、THIRD MAN RECORDSのアーティスト仲間でもあるカレン・エルソンの甘いヴォーカルもフィーチャーされている。
THIRD MANのウェブサイトによると、この曲とB面に収められた「ブルー・ランディ」はベックが2011年にナッシュヴィルでレコーディングをしていた際に収録したものだそうで、両曲ともレコーディングの最終日にベックが考えついて収録したという。
どちらの曲も現在はiTunes Storeで購入できるほか、THIRD MANのウェブサイト経由でのみ入手可能な限定アナログ盤に収録されている。
高い評価を得た2008年の『モダン・ギルト』に続くニュー・アルバムのリリースについては、まだ何のアナウンスもされていないが、ベックは昨年末からスタジオでレコーディング作業を続けている。先週にはサンタ・バーバラ・ボウルで久々にステージに姿を見せ、6月末にはニューヨークの“ガバナーズ・ボール・フェスティバル”、そして8月にはサンフランシスコの“アウトサイド・ランズ・フェスティヴァル”でのパフォーマンスも決定している。
◆ニュース提供:ビルボード
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