マドンナ、レディー・ガガの曲と自らの曲をマッシュ・アップ

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マドンナが5/27にイスラエルのテルアビブで行ったツアー・リハーサルの様子がインターネット上にリークされ、自らのクラシック・ヒット「エクスプレス・ユア・セルフ」にレディー・ガガの「ボーン・ディス・ウェイ」をカバーしてマッシュ・アップさせるという、斬新な試みをしている映像が公開されている。

このそっくりな2曲を切れ目なく見事につなげているマドンナのヴォーカルは、Billboard.comで確認できるので是非チェックを。

1989年に大ヒットしたマドンナの「エクスプレス・ユア・セルフ」は、これまで頻繁にガガの「ボーン・ディス・ウェイ」と比較されており、これに関してマドンナは複数のインタビューで自らの見解を語っていた。そして今回のマッシュ・アップについて『ニューズウィーク』誌のインタビューでは、「自分の曲をやり直すには、最高の方法だと思ったの」とコメントしており、ABCテレビの『20/20』の中では「(両方の曲の)コードの違いがよく認識できたわ。『ボーン・ディス・ウェイ』のほうが複雑じゃないと思った」と語っている。

「レディー・ガガの作品を聴いていると、多くの作品の中で私を参考にしていることがハッキリとわかるわ。それはとても興味深いと思うし、私はとても鼻が高い気分になる。彼女の曲の出来栄えは素晴らしいしね。でも『ボーン・ディス・ウェイ』をラジオで初めて耳にした時は、思わず言っちゃったわ。『あまりにそっくり過ぎる』とね」。

昨年、ガガの「ボーン・ディス・ウェイ」は全米シングル・チャートで6週連続No.1を獲得し、ダウンロード売り上げは370万件にも達した。

一方、マドンナの「エクスプレス・ユア・セルフ」は1989年に全米シングル・チャートで最高位2位を獲得。リリースされたのはデジタル・ダウンロードという技術が誕生する前の遥か昔であるため数字は比較できないが、2003年にサウンドスキャンがダウンロード売り上げの統計を取り始めてからの数字は212,000件となっている。

マドンナの“MDNAワールド・ツアー”は5/31のテルアビブ公演で幕を開け、2012年12月まで続けられる。


◆ニュース提供:ビルボード
◆BARKSビルボード・デイリーニュース・チャンネル
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