モーニング娘。9期・10期、私服を語る。「スカート2重履きしてるんです」

── 飯窪さんもおしゃれですね。

飯窪春菜：
私は、今日はミニスカートで足が長く見えるように、ってのを意識して。あと黒いタイツに白のドットで赤いパンプスなので、ちょっと“ミニーちゃん”ぽさを出して。

── ああ、ぽいですね！

飯窪春菜：
あと上のトップスも赤で、スカートとタイツは黒なんですけど、パンプスとトップスが赤で決めてきました。コーディネートは自分で決めますね。

── 生田さんと同じように、おしゃれするの好きですか？

飯窪春菜：
好きです。服が好きなんです。

── では、ファッションの話をするといった途端にマズそうな顔をした鈴木さん、お願いします（笑）。

鈴木香音：
（おしゃれさんが続いて）話しづらいこの後……（笑）。私は、服選びがすごい……なんていうんですかね。自分の中のコーディネートっていくつかあるじゃないですか。そのいくつかある中で、「あ、これちょうど1週間前に着たからやめとこう。」みたいなのがあったりして。で、今日着てるこの服は、朝、“タンスの下のほうにあったから”着ていこう、みたいな（笑）。どんどん服をしまっていて、一番下にあったものは最近着てないはずだから着ていこう、って（笑）。ほんとにこだわりはないんです。

飯窪春菜：
でも今日、肩から黒のタンクトップが見えててセクシーです。

── 確かに。

鈴木香音：
そうですか？（笑） 私、この組み合わせも安いお店で買ったりとか。私、服がダサいとか気にしないんですよ。まぁダサすぎるのは嫌ですけど。そんな可愛くなくてもいいか、みたいな。

── なるほど。でもそのぶん、中身が魅力的ですからいいんですよ。

佐藤優樹：
はい！

生田、鈴木、飯窪：
（笑）

── あ、ありがとうございました。

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ファッションひとつをとってみても、これだけ考え方や好みが異なるモーニング娘。。ひとつ言えることは、みんなそれぞれキャラクターを異にしながらも、個々に魅力的であり、そんなメンバーが集まって、たくさんの人を惹きつけて離さない、大きな求心力を持ったひとつのグループが形成されている、ということ。

「先輩から受け継がれたモーニング娘。というオーラを受け継ぎつつ、でも人が変わっていくのだから、モーニング娘。の雰囲気自体は変わっていくこともあると思うんです。」── 鈴木香音

先に掲載したインタビューの中で、鈴木香音はモーニング娘。についてこのように話した。その言葉通り、モーニング娘。はこれからも、“モーニング娘。”という揺るぎないものを守りながら、同時に常に新しい個性を受け入れ、または花咲かせ、変化を恐れることなく、進化し続けることだろう。

歴史は、そうやって作られてきたのだから。


text by ytsuji a.k.a.編集部（つ）
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