ココア男。が嵐の解散ライヴ。最後の握手会は6時間
関西テレビ『イケメンデルの法則』から生まれたイケメンロックバンド・ココア男。が、3月31日、わずか2年という活動に終止符を打った。
◆ココア男。 画像@2012.03.31 ラゾーナ川崎
ドラマやバラエティでも活躍する鎌苅健太(Vocal)、米原幸佑(Drums)、井出卓也(Rap&Key)、鈴木勝吾(Guitar)、細貝圭(Bass)の5人。若い女性を中心に高い人気を誇っていた彼らにとって最終イベントとなったのは、3月31日、ラゾーナ川崎だった。
激しい雨と風で春の嵐が吹き荒れ、あいにくの悪天候となったこの日。しかし、最後に彼らの勇姿をひと目見ようと、前日より徹夜で全国のファンが詰めかけ、イベント開始時には約4000人以上のオーディエンスが会場に集結した。
ファイナルイベントは、最新曲「奇跡~Time to go~」からはじまり全6曲を演奏。途中のMCでは本業のお笑いタレントや司会者も顔負けの、彼ららしい楽しいトークを展開する。“解散”ということでこらえきれず涙するメンバーもいたが、最終的には笑顔でファンと向き合い、最後のステージを完全燃焼した。
ライヴ後に実施されたCD購入者対象の握手会には、のべ5000人以上が参加。午後3時頃からはじまった握手会は夜9時まで、なんと6時間にもおよんだ。季節はずれの暴雨と肌を刺すような冷気に誰もが中止や時間短縮を予想したが、彼らはそんな悪条件もはね退け、これまで自分たちを支えてきてくれたファンのひとりひとりと丁寧な握手を交わし、最後まで笑顔を絶やすことなくココア男。ファンとの名残を惜しんだ。
イベントのラストにはサプライズも。その場に6時間ずっと最後の瞬間を共に過ごそうと待ち続けてくれたファン約2000人より、メンバーに対して「2年間ありがとう!」と大きな声援がかけられ、花束が贈られた。
「俺たちは本当に幸せものです!」── 鎌苅健太
【ココア男。ラストイベント@ラゾーナ川崎】
■ セットリスト
M1.奇跡~Time to go~
M2.Soldier
M3.ハリキリ女神
M4.さよならじゃなくて
M5.Rebirth
M6.青春応歌
◆ココア男。オフィシャルサイト