98ディグリーズ、再結成についての話し合いが進行中か?
ボーイ・バンドとして人気を博し、「ビコーズ・オブ・ユー」「アイ・ドゥー(チェリッシュ・ユー)」「ザ・ハーデスト・シング」などのヒットで知られた4人組ヴォーカル・カルテット、98ディグリーズの復活が約10年ぶりに実現する可能性が出てきた。
ニック・ラシェイ、ドリュー・ラシュイ、ジェフ・ティモンズ、ジャスティン・ディフレの4人のリユニオンに関しては、新たな作品をリリースするのか、またツアーを行うのかなどといった疑問とともにまだ正式に決定されたものではなく、ニックの代理人もこの件に関して未だマスコミに何もコメントはしていない。
しかしながら、ずっと休眠状態だった98ディグリーズのウェブサイトが、3/28(水)に当然更新されており、翌3/29(木)にはシンガーのニックがツイッターに投稿を行い、「昨日の98ディグリーズのウェブサイト、ちょっと更新されてたでしょう?それだけが言いたくて…」とつぶやいていた。
またメンバーのジェフもツイッターに投稿を行い、リユニオンは未だ確定されたことではないものの実現の可能性があることを名言。「ウワサってものは信用しちゃいけないけれど、選択肢として存在していることだけは知っておいてほしい」と投稿し、その後リユニオンに関するレポートが複数の発信源から広まっている。
1997年にセルフ・タイトル作『98ディグリーズ』でデビューを飾った彼らは、1998年に360万枚を売り上げたアルバム『98ディグリーズ・アンド・ライジング』を含めて全米だけでトータル700万枚のアルバム・セールスを記録した。またシングル・チャートでは「ギヴ・ミー・ジャスト・ワン・ナイト(ウナ・ノーチェ)」(最高位2位)、「ビコーズ・オブ・ユー」(最高位3位)、「ザ・ハーデスト・シング」(最高位5位)と、3枚のシングルをTOP 10圏内に送り込んだほか、全米No.1を獲得したマライア・キャリーの「サンク・ゴッド・アイ・ファウンド・ユー」ではフィーチャリング・グループとして参加していた。
しかし2002年にグレイテイスト・ヒッツをリリースしたのち、ニックは『ソウルO』と『ホワッツ・レフト・オブ・ミー』という2枚のソロ・アルバムを発表したほか、NBCテレビのアカペラ・コンテスト番組『ザ・シング・オフ』のホストを務めるなどソロとしての活動を行うようになった。またニックの弟ドリューは、2006年にABCテレビの『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』の第2シーズンで優勝し、ジャスティンは2005年にオハイオ州シンシナティの市長選に出馬するも落選、ジェフは2011年に“チッペンデール・ダンサーズ”のメンバーとして活動をスタートさせている。
◆ニュース提供:ビルボード
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