ワン・ディレクション、ザ・ビートルズ超えの勢いで世界を席巻中

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ワン・ディレクションのデビュー・アルバム『アップ・オール・ナイト』が、1週間で約20万枚を売り上げ、3/31付全米(ビルボード200アルバム・チャートにおいて、初登場1位を獲得した。アデルやブルース・スプリングスティーンらをおさえての堂々1位だが、デビュー・アルバムでの全米チャート初登場1位という記録は、UK出身グループとして史上初となるもので、ザ・ビートルズの記録をも超えた快挙だ。

◆1D Mania in the USA映像

ワン・ディレクションは、二アール、ゼーン、リアム、ハリー、ルイスによるUK出身の平均年齢18歳のポップ・ボーイズ・グループで、UK/ヨーロッパやオーストラリアからアメリカやカナダにいたるまで、その人気は急速に拡大し世界中で大旋風を巻き起こしている状況にある。

UKの人気オーディション番組『Xファクター2010』(第7シーズン)の「ボーイズ」部門にそれぞれソロとしてエントリーしていた5人が、同番組や『アメリカン・アイドル』『ブリテンズ・ゴット・タレント』などの仕掛け人/プロデューサー/審査員でもあるサイモン・コーウェルらの提案によって、グループを組んだもの。ワン・ディレクションとして部門も「グループ」に変更すると一気にファイナリストまで上りつめ、直後にメジャー契約を獲得するという勢いに乗った。

2011年9月にシングル「ホワット・メイクス・ユー・ビューティフル」でデビューすると、いきなりUKチャート1位を獲得し、その後11月にリリースしたデビュー・アルバム『アップ・オール・ナイト』は同UKチャート最高2位、その初週セールスが同年にリリースされたデビュー・アルバムの中で1位、年間チャートでもトップ20に入るヒットを記録。また、UKのみならず、シングルやアルバムが計12カ国で1位となるなど、その人気はヨーロッパ各国やオーストラリアなどへ飛び火。さらに、2012年2月に発表されたブリット・アワードでは、「ホワット・メイクス・ユー・ビューティフル」がアデルをおさえ「最優秀楽曲賞」を獲得するまでに至った。

こうしてUK/ヨーロッパで一躍大ブレイクを果たしたワン・ディレクションはアメリカ・カナダへ進出。2012年2月にアメリカでリリースされたデビュー・シングル「ホワット・メイクス・ユー・ビューティフル」は、全米シングル・チャート(ビルボード100シングル・チャート)において、ザ・ビートルズ「抱きしめたい(I Want To Hold Your Hand)」の初週を上回る28位に初登場。UKアーティストのデビュー曲初登場位としては1998年のスパイス・ガールズ以降、過去14年間で最高という好調なスタートを切った。

そして3月13日にリリースされたアルバム『アップ・オール・ナイト』が、UK出身グループとして、ザ・ビートルズ、スパイス・ガールズ、コールドプレイなども成し得なかった、史上初のデビュー・アルバムでの全米チャート初登場1位という歴史的大快挙の達成と相成ったわけだ。

「僕らがアメリカで1位になるなんてとにかく信じられないよ。夢だと思っていたこと以上の域に達してる。アルバムを買ってくれたひとりひとり、僕たちをサポートしてくれた全ての人にお礼が言いたい」──ハリー

「僕らがアメリカで1位だって知って、とにかくみんなで大喜びしてる。僕らがグループを結成したとき、アメリカでアルバムをリリースすることはもちろん、ここに来ることすら想像できなかったんだ。だからアメリカのアルバム・チャートの1位にいることが信じられないよ。僕らをサポートしてくれている全ての人に心から感謝している」──二―ル

「素晴らしい偉業を成し遂げてくれた。彼らはそれに値するし、彼らには世界中でNo.1のファンがいる」──サイモン・コーウェル

2011年9月のデビューから半年でYouTube総再生回数は2億回、Twitterフォロワー数は1200万人を超え、全世界トータル・セールスは400万枚を突破、2013年初頭に行われるUK/アイルランド・アリーナ・ツアーは発売初日で30万枚のチケットがソールドアウトという、今最も熱いグループがワン・ディレクションだ。

爽やかで親しみやすいキャラクターは、2012年夏から秋にかけて予定されている日本デビューでも大きな話題と呼び起こすことだろう。


ワン・ディレクション・デビュー・アルバム『アップ・オール・ナイト』
輸入盤発売中
※2012年夏~秋頃日本盤リリース予定

◆ワン・ディレクション・オフィシャルサイト
◆ワン・ディレクション・レーベルサイト
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