リサ・マリー・プレスリー、5月に5年ぶりのニュー・アルバムを発売

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リサ・マリー・プレスリーが、5/15にUniversal Republic/XIX Recordingsから5年ぶりとなるニュー・アルバム『ストーム・アンド・グレイス』をリリースする。プロデュースを手掛けたのはグラミー賞に輝くT・ボーン・バーネットで、レコーディングはロサンゼルスにあるザ・ヴィレッジ・スタジオで行なわれた。

エルヴィスの1人娘である彼女の“南部ルーツ”を反映するため、『アメリカン・アイドル』のクリエイターでXIX Recordingsの創設者でもあるサイモン・フラーはインスピレーションを得るためにイギリスへと飛び、パルプのリチャード・ハーレイ、エド・ハーコート、サシャ・スカーベック、トラヴィスのフラン・ヒーリィといったアーティストの友人たちの中に求めていたものを見つけたという。

そしてアルバムについてリサ・マリーは、「コレといって準備したプランはなかったし、事前のアイデアもなかったわ。あくまでも常に私の中に存在している要素から、ごく自然に仕上がったオーガニックなアルバムなの。自分でも驚くほど誇りに思っている作品だし、夢が叶った感じ。T・ボーンがすべての楽曲を気に入り、プロデュースと楽器の演奏も手掛けてくれたことは、本当に光栄なことだった」と3/15(木)にアナウンスしている。

一方、バーネットは「アメリカで革命的な音楽を作り上げたアーティストの1人娘として、彼女が何をどんな作品を送り出すのか興味津々だった。そして私が耳にしたのは正直で飾りがなく、何物にも影響を受けていないソウルフルな歌声で、天国のエルヴィスも娘を誇りに思っているだろうと感じた。曲を聴けば聴くほど、彼女の中により深いアーティストとしての資質を感じる。リサ・マリー・プレスリーは、実に偉大な価値を持った“サザン・アメリカン・フォーク・ミュージック”のアーティストだ」とコメントしている。

アルバムのプロモーションのため、リサ・マリーは暫定的ではあるが5月放送分の『アメリカン・アイドル』でパフォーマンスを披露する予定だ。

彼女はこれまでにゴールド・ディスクを獲得した『トゥ・フーム・イット・メイ・コンサーン』(2003年)と『ナウ・ホワット』(2005年)の2枚のアルバムをリリースしており、どちらの作品も全米アルバム・チャートで初登場TOP 10入りを果たしている。

◆ニュース提供:ビルボード
◆BARKSビルボード・デイリーニュース・チャンネル
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