iTunesが新しくなった。「iTunes in the Cloud」ほか新機能を紹介
2月22日、iTunes Storeがいろいろと新しくなった。その中でも大きなポイントとなるのが、「iTunes in the Cloud」の日本でのサービス開始だろう。
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iTunes in the Cloudは、アップルの「iCloud」を用いたサービス。Mac、PC、iPad、iPod、iPhoneなど、どれかひとつのデバイスを使ってiTunesから購入した楽曲を、ほかのデバイスからもダウンロードできる、というものだ。たとえばこれまで、会社のPCで購入した曲を家のiPadにも入れたい場合、新規でiTunesから同じ曲を購入するか、会社に家のiPadを持って行って接続し、曲を入れ替える必要があった(大抵の場合、後者を選択することが多かったことだろう)。しかし今回のiTunes in the Cloudの開始によって、iTunesで購入した音楽は、使っているすべてのデバイスに自動的にダウンロードされるようになっている(もしくは、iTunesの購入履歴に記録されるので、好きな時にダウンロードして聴くことも可能となった)。
これまでWi-Fi環境下でのみ利用できたiPhoneなどのiTunes storeが、3Gネットワークからも利用可能となっている点にも触れておこう。これはつまり、通勤中の電車の中や、外出先、散歩の途中で急に「あの新譜をまだ聴いてなかったな……。」と思い出した時、近くの公衆無線LANサービスをあれこれ探したりしなくても、その場でiTunesから楽曲を購入して聴くことができるのだ。もちろん、Wi-Fiと3Gネットワークのどちらを経由しても、曲の価格は同じ(1曲150円~250円)。
また、iPhoneのiTunes Storeからは自分の好きな曲を着信音として直接購入できるようになっている。少女時代もきゃりーぱみゅぱみゅもTEEもマドンナも用意される中、やはりここでの注目は、世界初となるビートルズ作品の着信音だろう。
レディー・ガガ、アデルからAKB48、EXILE、少女時代、KARA、さらにクラシックや歌謡曲まで2000万曲以上がそろうiTunes Store。新しくなった機能でこれまで以上の音楽生活を楽しんでほしい。
■ 参考:iTunesにまつわる世界での数字
iOS デバイス(iPhone、iPod touch、iPad) 3億1500万台 販売(2012年1月24日時点)
iTunesアカウント 2億2500万アカウント(2011年7月19日時点)
iTunes Storeから楽曲ダウンロード数 160億曲以上(2011年10月4日時点)
iTunes Store 楽曲数 2000万曲以上(世界No1の音楽小売店)
App Store 世界123ヶ国 / iTunes Store 51ヶ国
text by ytsuji a.k.a.編集部(つ)
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