カサビアン、めくるめく熱狂の来日公演

ポスト

カサビアンの来日公演が幕をあけた。最新のUKツアーやカウントダウン・ライブ同様、『ヴェロキラプトル!』からの1stシングル「デイズ・アー・フォーガットゥン」でライブはスタートとなった。

◆カサビアン画像

「シュート・ザ・ランナー」「ヴェロキラプトル!」「アンダードッグ」と連続していく中での射るようなライティングのもと、壮大なサウンドをバックにボーカルのトムがステージ上を縦横無尽に歌い、踊り、煽り、観客は割れんばかりの大合唱とジャンプやモッシュの連続を巻き起こした。

一気に会場のボルテージは最高潮に達し、その後、サージがリードをとる楽曲「テイク・エイム」で少しテンポを落としつつも、そのアグレッシブなアレンジと演奏が序章となるかたちでトムが再登場し「クラブ・フット」で会場は再び狂喜乱舞。続く「リワイヤード」「グッバイ・キス」の壮大なメロディ、「エンパイア」「L.S.F.」「ファイア」のグルーヴ、「スウィッチブレイド・スマイルズ」や「ヴラッド・ジ・インペイラー」の巨大なビート…それらすべてが一体となって、波打つような眩い光の洪水とともに会場は完全に一体化。

アンコールまで会場の振動は一度も止むことなく、会場は熱狂の連続。「アンダードッグ」や「ファイア」などの前作収録曲も初披露となり、さらにはサージの呼びかけにより1月11日に誕生日を迎えるトムへ向けて会場全体で「ハッピー・バースデー」が合唱となるなど、貴重な来日公演初日となった。

この後、12日(木)に大阪、13日(金)に名古屋、15日(日)と16日(月)には東京で4公演が開催となる。

◆カサビアン・オフィシャルサイト
この記事をポスト

この記事の関連情報