スリム・ダンキン、射殺された理由は“飴をめぐって”?

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先週12/16(金)の夕方、アトランタの音楽スタジオ内で口論の果てに銃弾を受けて亡くなったラッパーのスリム・ダンキン(本名:マリオ・ハミルトン)の死の原因について、地元警察の殺人課刑事がテレビ局WSB-TVを通じて発表を行った。

それによると、犯人とのトラブルになったそもそもの原因は、スタジオ内で売られていたお菓子をめぐってだったそうで、刑事は「何者かがやって来て、ハミルトン氏に襲い掛かって争いが始まったと見られます。我々が収集している情報は未だ完全に裏づけられた状態ではありませんが、目撃者の話ではすべての原因はキャンディだったという話です」とコメントしている。

また同テレビ局によると、スリム・ダンキンを襲った相手はケンカが始まったのちに銃を取りにいったんその場を離れたそうで、「我々が入手した証拠によると、犯人は特定できていませんが、銃を手に入れハミルトン氏を故意に打ったことは明らかです」としている。

そして刑事の話では、銃撃事件当時スタジオ内では少なくとも20~30人が仕事をしており、写真撮影の準備をしていたという。

スリム・ダンキンが撃たれたのは夕方の午後5時半頃で、現場となったアトランタ南東部にある小さなレコーディング・スタジオからグレイディ記念病院へと搬送されたものの、到着後に死亡が宣告された。また現場にいた者たちの目撃証言はかなり食い違った部分もあるそうで、警察は最初に立ち返って正確な裏づけを取る作業に専念しているそうだ。

◆ニュース提供:ビルボード
◆BARKSビルボード・デイリーニュース・チャンネル
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