Applayersコンテスト特集
Applayersコンテスト
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ボタンでラップ!誰でもすぐに楽しめるHIP HOPミュージック「ラップムシ」 [初心者向け]
iPhone/iPadで楽器アプリに挑戦しようという人にまず試してほしいのが、この「ラップムシ」という無料アプリ。いかにも手書きのボタンが並ぶ脱力系な見た目だが、なかなかどうして適当にプレイしてもしっかり音楽になる、まさに初体験にはうってつけのアプリだ。
ラップムシのメイン画面。一目ですぐに操作が理解できるユーザーインターフェイス。左上のキャラクター「リズムシ」をタップすればヘルプ画面へ。
「オレは」「お前は」「音楽」といったボタンをタップするだけで、ラップフレーズが繰り出される基本画面。ボタン1つでリズムトラックが再生されるので、すぐにHIP HOPミュージックがプレイできる。画面左の1〜6のボタンを押せばページが切り替わり異なるフレーズが表示されるのだが、これは押している間だけで、手を離すと1に戻るという仕様。パソコンのShiftキーみたいなものだと理解すればいいだろう。
ボタンを押すとフレーズごとに違うイラストが表示される。これを見るのも楽しい。
1〜6のボタンで瞬時にページを切り替え。さまざまなフレーズが用意される。
DJモードでスクラッチプレイも
「DJモード」に切り替えれば、ターンテーブルが2台並んだ画面でリズムトラックのコントロールが可能になる。リズムはヒップホップ2種、ダブ、エレクトロの計4種類。左右に配置されたABターンテーブルでそれぞれ異なるリズムが再生可能。画面下のクロスフェーダーでABのバランスが決められ、曲の展開を作るのにも一役買ってくれるほか、ターンテーブルのレコードはこすることでスクラッチも可能なので、なんちゃってDJ気分がカンタンに楽しめる。さらにオプションでピアノやギターなどのウワモノも載せられたり、レコード再生時のチリチリというノイズを付加する機能なども装備。雰囲気を盛り上げる要素が多数用意されているというわけだ。これらを駆使してバックトラックを自在にプレイ、あとはラップモードでラップを加えていけばいい。
DJモードでバックトラックを操ることが可能。フェーダー操作やスクラッチもできる!
兄弟アプリの「サムライムシ」は英語バージョン。海外の人向け(?)に日本ならではのことばも多数収録。
ラップのフレーズは1画面につき9つ×6画面で合計54種類。いかにもB-BOYなものから文学的なものまで、バリエーション豊かなラインナップ。ボタンを押せばフレーズの最後まで再生されるが、連打すればフレーズの最初から再度トリガーされるので、「マイケルマイケル、マイ、マイ、マイ、マイケル」といった再生も可能になる。
「おまかせラップ」にすれば、ボタンを押さずともラップが次々に繰り出される。これも意外と楽しい。ラップはこの機能にまかせて、DJモードでターンテーブル&ミキサーの操作やウワモノのON/OFFでトラックメイキングするのも気分が盛り上がる。
コンテストにチャレンジするなら、ラップムシによるラップと、自分のラップのかけあいというのがおもしろそう。「1DJ+2MC(ただし、1人はラップムシ)」という構成なら、1人でパフォーマンス可能だ。もちろん、友達といっしょにプレイするのもいい。同じ作者による兄弟アプリとして、英語バージョンの「サムライムシ」(無料)や、サンプラザ中野くんの声を収録した「サンプラーthe中野くんII」(有料)もリリースされているので、これらを組み合わせるのもいいだろう。
こうした説明も、アプリのカンタンさの前には無粋に感じられるほどのお手軽アプリ。まずは何も考えずにダウンロードしてお試しを!
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[PR] 掲載期間:2011/12/08-2011/12/21