2011年年間カラオケリクエストランキング、AKB48が2冠

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第一興商による、2011年年間カラオケリクエストランキング調査の結果が発表となった。楽曲別/アーティスト別に実施されたもので、2011年の音楽事情をそのまま色濃く反映する納得の結果となったようだ。

◆、2011年年間カラオケリクエストランキング一覧画像

楽曲別ランキングは、1位「ヘビーローテーション」(AKB48)、2位「ミスター」(KARA)、3位「Gee」(少女時代)と、トップ3に日韓アイドルがひしめく結果となった。上位3組だけで数十人の女子が君臨する状況だ。

AKB48は、上位10曲中3曲がランクインしており、アーティスト別でも2010年まで3年連続1位を記録していたEXILEをついに抜き、見事トップに輝くという、2011年の活躍ぶりを反映するものとなった。女子強し!

なお、日韓アイドル曲に加え、20位「マル・マル・モリ・モリ!」(薫と友樹、たまにムック。)、39位「ぽいぽいぽいぽぽいぽいぽぴー」(あやまんJAPAN)など、カラオケルームでも盛り上がれるハッピーで楽しい楽曲が上位に上がるのもカラオケランキングらしいところ。ユニークな振付でみんなで楽しめるというのは、やはりポイントが高いようだ。

一方で楽曲そのものの人気で上昇してきた実力派作品としては、NHK朝の連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』主題歌で幅広い支持を受けた「ありがとう」(いきものがかり)が、6位にランクインする好成績を獲得。9位の「ハナミズキ」(一青窈)は、2004年以来8年連続トップ10入りを果たしトップ10連続ランクイン記録を更新している常連スタンダード作品だ。

アーティスト別ランキングでは、1位 AKB48、2位 EXILE、3位 浜崎あゆみと、やはりAKB48が2010年の10位から大幅にランクアップを果たした。楽曲別ランキング上位50曲中3曲ランクインした西野カナが7位に、13位のL'Arc~en~Cielは、映画の主題歌を2曲リリースし、2010年の20位からランクアップを見せている。また、18位の福山雅治も、2011年にリリースした自身初の結婚ソング「家族になろうよ」のヒットで2010年の20位圏外から見事ランクインする結果となった。

しかしながら、注目は10、11、12位。この上位ランクインを果たしてくる北島三郎、美空ひばり、五木ひろしという日本の重鎮群の健闘ぶりも素晴らしい。日本の心、今もなお歌われております。

なお、衛星ラジオ「スターデジオ」(スカパー!Ch.400)にて、このランキングの特集番組が12月5日(月)~12月8日(木)21:00~22:00に放送される。

※当調査は、第一興商の通信カラオケDAMシリーズにて実施。
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