ジョージ・ハリスン、ビルボードに見るベスト10ヒット
11/29に没後10年を迎えたジョージ・ハリスンを讃えるべく、ビートルズ時代からソロまでの彼の10大ビルボード・ヒットを取り上げてみた。
「静かなビートル」とされる彼だが、ソングライティングの貢献は大きく、ソロとなってますます才能を開花させた。
10.「ユー」(ビルボード100最高位20位)1975年のソロ『エクストラ・テクスチャー』からのリード・シングルで、サックス・ソロで有名な歌。元々はロニー・スペクターのためにレコーディングされたものだった。
9.「ブロウ・アウェイ」(16位)息子のダーニが生まれた頃のセルフ・タイトルのアルバムからの1STシングル。天気のことが歌われたストレートなポップ・ソング。
8.「ダーク・ホース」(15位)ビートルズ解散の2.3年後に出た同名のアルバムからのシングル。これは彼のレーベルの名前でもある。
7.「ホワット・イズ・ライフ」(10位)1971年のヒット曲でビリー・プレストンとの共作。人を愛することもなく生きる意味を問いかけている。アルバム『オール・シングス・マスト・パス』収録。エリック・クラプトンがギターで参加している。
6.「オール・ドーズ・イヤーズ・アゴー」(2位)1980年12月のジョン・レノンの死後に発表されたトリビュート・ソング。ポール・マッカートニーがベース、リンゴ・スターがドラム、ジョージ・マーティンがプロデュースしている。
5.「フォー・ユー・ブルー」(1位)ビートルズの名曲「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」の両A面シングルとして発表された。ラップ・ギターはジョン・レノンが弾いている。
4.「ギヴ・ミー・ラヴ(ギヴ・ミー・ピース・オン・アース)」(1位)スピリチュアルなフォーク・ナンバーで、ポール・マッカートニーの「マイ・ラヴ」を蹴落として1位になった。73年の『リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』収録。
3.「サムシング」(1位)ビートルズのもっとも愛されている曲のひとつ。『アビー・ロード』収録。ハリスンが書いたビートルズの曲としてはもっとも成功した。
2.「ガット・マイ・マインド・セット・オン・ユー」(1位)1987年のカムバック・アルバム『クラウド・ナイン』からのルディ・クラークのカバー曲。ELOのジェフ・リンが共同プロデュースしている。
1.「マイ・スウィート・ロード/イズント・イット・ア・ピティ」(4週間1位)ザ・シフォンズが歌った「ヒーズ・ソー・ファイン」の盗作説もあるが、クリシュナを賛美する歌詞からスライド・ギターに至るまできわめてハリスンらしい歌だ。『オール・シングス・マスト・パス』収録。
◆ニュース提供:ビルボード
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