メアリー・J.ブライジ、『マイ・ライフ』コンサートでNYCを圧倒
最新アルバム『マイ・ライフII…ザ・ジャーニー・コンティニューズ』(11/23)のリリースの2日後、メアリー・J.ブライジはニューヨーク・シティのターミナル5で、新めのアルバムのいくつかの曲と共に2ndアルバム『マイ・ライフ』をすべて演奏し、その1994年のアルバムの感情的な深みを呼び起こした。
ソールドアウトとなったコンサートで、ヒップホップ/ソウルの女王は彼女の名前を呼ぶファンでいっぱいの会場に現れた。『マイ・ライフ』からのショーン・“ディディ”コムズの悪名高いイントロがスピーカーから轟いたあと、「メアリー・ジェーン(オール・ナイト・ロング)」のリズムに合わせて、トレードマークの黒いサングラスに短いブロンドの髪、ぴったりした黒のレザー・ジャケットにパンツという出で立ちのMJBは彼女のツアー・バンドのケミストリーに加わった。
「ニューヨーク、楽しませちゃっていいかしら?」と言って、「ユー・ブリング・ミー・ジョイ」が始まった。ショーはブライジにとって帰省のようなものだった。彼女は11/17にロサンジェルスのクラブ・ノキアで似たようなコンサートをやっており、そのときは最近のデュエット曲「フィール・インサイド」のためにナスが招かれていた。味わい深い女性歌手はこのショーではひとりきりでゲストも招かずにベテランらしくステージを仕切っていた。「ニューヨーク、家に戻って『マイ・ライフ』をひとつの完全な体験として披露できるなんてほんとに最高。みんなもうこれの準備はできているわよね」
R&B/ヒップホップ・アルバム1位の『マイ・ライフ』は、彼女の最高傑作と言われており、息もピッタリなバック・グループがしっかりとアレンジをすると、いまだに少しも古びていないことがわかった。紫色のLEDのマイクスタンドを掴んだブライジは、この暗いアルバムをレコーディング中に感じていたとされる苦しみを見事に再現し、「アイム・ゴーイン・ダウン」ではオーディエンスにそのボーカルのパワーを見せつけた。
◆ニュース提供:ビルボード
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