エイミー・ワインハウス、遺作の日本発売は12月14日
故エイミー・ワインハウスの未発表曲、新曲、クラシックの別ヴァージョンなど12曲を集めたアルバム『Lioness: Hidden Treasures』が、日本で12月14日にリリースされることになった。
◆エイミー・ワインハウス画像
長年にわたる音楽パートナーだったサラーム・レミとマーク・ロンソン、彼女の家族、マネージメント、そして所属レコード・レーベル、アイランド・レコーズが密に協力し作り上げられた作品。
エイミーの父親ミッチは「このアルバムを聴くまでわかっていなかったが、このアルバムはジャズ・スタンダードからヒップ・ホップのトラックまで彼女の才能がいかに幅広いものであったかという真価を感じさせるものだった。ただ驚きで息を飲んだ」と評している。
『Frank』(2003年)、『Back To Black』(2006年)――たった2枚のアルバムで伝説となったエイミーの“秘宝”、『Lioness: Hidden Treasures』の収録曲は以下の通り。
「アワ・デイ・ウィル・カム (Reggae Version)」:1960年代のドゥ・ワップ・ソングの名曲をレゲエ調にリワークしたもの。サラーム・レミ・プロデュース、2002年5月収録。
「ビトゥイーン・ザ・チーツ」:2008年5月にロンドンで録音されたエイミーの新曲。サラーム・レミのプロデュースで、エイミーのサード・アルバムに収録される予定だった楽曲。
「ティアーズ・ドライ」:当初バラードとしてエイミーによって制作された楽曲で、このオリジナル・ヴァージョンはマイアミで2005年11月にサラームと共に録音。その後、アップテンポなヴァージョンが『バック・トゥ・ブラック』に収録(曲名はティアーズ・ドライ・オン・ゼア・オウン)。
「ウェイク・アップ・アローン」:『バック・トゥ・ブラック』のセッションにおいて最初に録音された楽曲。収録は、2006年3月にポール・オダフィーによって録音されたデモ。
「ウィル・ユー・スティル・ラヴ・ミー・トゥモロウ」:キャロル・キングによって書かれたザ・シュレルズの名曲をエイミーによる美しい解釈で歌った曲。マーク・ロンソンによるプロデュースで、ザ・ダップ・キングスをフィーチャーしており、『バック・トゥ・ブラック』のマーク・ロンソンのトラックのストリングスを手がけたクリス・エリオットがストリングス・アレンジメントを手がける。2004年9月に収録。
「ヴァレリー」:エイミーのジュークボックスのお気に入り楽曲。『バック・トゥ・ブラック』のポストシングルとしてマーク・ロンソンがプロデュースしたオリジナルのスロー・テンポのヴァージョンを収録。2006年12月録音。
「ライク・スモーク」フィーチャリング NAS:『バック・トゥ・ブラック』収録の「ミー&ミスター・ジョーンズ」はニューヨークのラッパーNASにインスパイアされたものであり、その後、エイミーとNASは友達になった。「ライク・スモーク」はエイミーが彼女の愛するアーティストと共に歌った最後の曲である。サラーム・レミによるプロデュースで、2008年5月に録音。
「イパネマの娘」:18歳のエイミーがサラームとのレコーディングで初めてマイアミを訪れた際に歌った最初の曲。サラームは、「このボサノバの名曲の彼女流の解釈は僕に、彼女の持つ素晴らしい才能を自分がどのようにプロデュースすればいいか気づかせた。彼女の曲へのアプローチは非常に若々しく、新鮮味に満ちていて、僕らのそれ以降のセッションに大きなインスピレーションを与えたんだ」と語る。2002年5月に収録。
「ハーフタイム」:エイミーは、ザ・ルーツのアミール‘クエストラヴ’トンプソンと共に楽曲を制作する話をしていた。「ハーフタイム」はエイミーとサラームがフランクのセッション以降、手がけ続けていた楽曲。結果としてとても美しい楽曲となった。2002年8月録音。
「ベスト・フレンズ」:『フランク』の時代に、ライヴのオープニングとして歌われた曲。サラーム・レミのプロデュース。恐らくエイミーのファンがライヴで初めて聴いた曲。2003年2月録音。
「ボディ・アンド・ソウル」with トニー・ベネット:2011年3月にロンドン、アビー・ロード・スタジオで彼女のヒーロー、トニー・ベネットと共に録音された30年代のジャズ・スタンダードのカヴァー。フィル・ラモーンのプロデュース。エイミーの最後のスタジオ・レコーディング。
「ア・ソング・フォー・ユー」:レオン・ラッセルの名曲で、ダニー・ハサウェイのカヴァーにより有名になった楽曲の胸が張り裂けるほど感情的なヴァージョン。ハサウェイはエイミーの大好きなアーティストであり、この楽曲は2009年春、彼女が彼女の中の悪魔と戦っている最中に、自宅で、彼女のギターと彼女自身のみでワンテイクで録音された。サラーム・レミによるプロデュース。
Ako Suzuki, London
◆BARKS洋楽チャンネル
◆エイミー・ワインハウス画像
長年にわたる音楽パートナーだったサラーム・レミとマーク・ロンソン、彼女の家族、マネージメント、そして所属レコード・レーベル、アイランド・レコーズが密に協力し作り上げられた作品。
エイミーの父親ミッチは「このアルバムを聴くまでわかっていなかったが、このアルバムはジャズ・スタンダードからヒップ・ホップのトラックまで彼女の才能がいかに幅広いものであったかという真価を感じさせるものだった。ただ驚きで息を飲んだ」と評している。
『Frank』(2003年)、『Back To Black』(2006年)――たった2枚のアルバムで伝説となったエイミーの“秘宝”、『Lioness: Hidden Treasures』の収録曲は以下の通り。
「アワ・デイ・ウィル・カム (Reggae Version)」:1960年代のドゥ・ワップ・ソングの名曲をレゲエ調にリワークしたもの。サラーム・レミ・プロデュース、2002年5月収録。
「ビトゥイーン・ザ・チーツ」:2008年5月にロンドンで録音されたエイミーの新曲。サラーム・レミのプロデュースで、エイミーのサード・アルバムに収録される予定だった楽曲。
「ティアーズ・ドライ」:当初バラードとしてエイミーによって制作された楽曲で、このオリジナル・ヴァージョンはマイアミで2005年11月にサラームと共に録音。その後、アップテンポなヴァージョンが『バック・トゥ・ブラック』に収録(曲名はティアーズ・ドライ・オン・ゼア・オウン)。
「ウェイク・アップ・アローン」:『バック・トゥ・ブラック』のセッションにおいて最初に録音された楽曲。収録は、2006年3月にポール・オダフィーによって録音されたデモ。
「ウィル・ユー・スティル・ラヴ・ミー・トゥモロウ」:キャロル・キングによって書かれたザ・シュレルズの名曲をエイミーによる美しい解釈で歌った曲。マーク・ロンソンによるプロデュースで、ザ・ダップ・キングスをフィーチャーしており、『バック・トゥ・ブラック』のマーク・ロンソンのトラックのストリングスを手がけたクリス・エリオットがストリングス・アレンジメントを手がける。2004年9月に収録。
「ヴァレリー」:エイミーのジュークボックスのお気に入り楽曲。『バック・トゥ・ブラック』のポストシングルとしてマーク・ロンソンがプロデュースしたオリジナルのスロー・テンポのヴァージョンを収録。2006年12月録音。
「ライク・スモーク」フィーチャリング NAS:『バック・トゥ・ブラック』収録の「ミー&ミスター・ジョーンズ」はニューヨークのラッパーNASにインスパイアされたものであり、その後、エイミーとNASは友達になった。「ライク・スモーク」はエイミーが彼女の愛するアーティストと共に歌った最後の曲である。サラーム・レミによるプロデュースで、2008年5月に録音。
「イパネマの娘」:18歳のエイミーがサラームとのレコーディングで初めてマイアミを訪れた際に歌った最初の曲。サラームは、「このボサノバの名曲の彼女流の解釈は僕に、彼女の持つ素晴らしい才能を自分がどのようにプロデュースすればいいか気づかせた。彼女の曲へのアプローチは非常に若々しく、新鮮味に満ちていて、僕らのそれ以降のセッションに大きなインスピレーションを与えたんだ」と語る。2002年5月に収録。
「ハーフタイム」:エイミーは、ザ・ルーツのアミール‘クエストラヴ’トンプソンと共に楽曲を制作する話をしていた。「ハーフタイム」はエイミーとサラームがフランクのセッション以降、手がけ続けていた楽曲。結果としてとても美しい楽曲となった。2002年8月録音。
「ベスト・フレンズ」:『フランク』の時代に、ライヴのオープニングとして歌われた曲。サラーム・レミのプロデュース。恐らくエイミーのファンがライヴで初めて聴いた曲。2003年2月録音。
「ボディ・アンド・ソウル」with トニー・ベネット:2011年3月にロンドン、アビー・ロード・スタジオで彼女のヒーロー、トニー・ベネットと共に録音された30年代のジャズ・スタンダードのカヴァー。フィル・ラモーンのプロデュース。エイミーの最後のスタジオ・レコーディング。
「ア・ソング・フォー・ユー」:レオン・ラッセルの名曲で、ダニー・ハサウェイのカヴァーにより有名になった楽曲の胸が張り裂けるほど感情的なヴァージョン。ハサウェイはエイミーの大好きなアーティストであり、この楽曲は2009年春、彼女が彼女の中の悪魔と戦っている最中に、自宅で、彼女のギターと彼女自身のみでワンテイクで録音された。サラーム・レミによるプロデュース。
Ako Suzuki, London
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