マイケル・ブーブレ「究極のクリスマス・アルバムを作るのが、僕の長年の夢」

ポスト
プロデュースを手掛けた3人のうちのひとりデイヴィッド・フォスターは、「マイケルはオープニングの楽曲のイントロをディズニーっぽくして欲しいと言ってきてね。ディズニー風の壮大なイントロの後、一瞬間があって、ハープが盛り上がってきたところにあの声、あのヴェルベット・ヴォイスが入ってくる。彼の腕に包まれるような感じなんだ。只々、素晴らしいね」と、『クリスマス』を絶賛している。

◆マイケル・ブーブレ画像

「クリスマスはいつだって僕と家族にとって、一年で一番好きな時期でした。究極のクリスマス・アルバムを作るのが、僕の長年の夢でした。たとえ制作中、ロサンゼルスの気温が35℃あったとしても、クリスマスの雰囲気は完璧に出せたと思います。7月半ばだったけど、当たり前のように僕たちはスタジオにクリスマス・ライトを飾った。雰囲気作りに大きく役立ちました。それからもう一つ。僕の母親は、この作品は僕が今まで作った中で最高のアルバムだと言ってくれましたよ」──マイケル・ブーブレ

一足先に全世界でリリースとなった『クリスマス』は、同日発売だったコールドプレイ『マイロ・ザイロト』と肩を並べ、強力なセールスを記録中だ。USでは1位コールドプレイ、2位ケリー・クラークソンに続き3位を、UKでも1位コールドプレイ、2位ノエル・ギャラガーに続き、3位を記録している状況だ。

デイヴィッド・フォスター、ボブ・ロック、そしてウンベルト・ガティカによってプロデュースされた『クリスマス』のレコーディングは、主にハリウッドのキャピトル・レコーディング・スタジオ、そしてカナダ、ヴァンクーヴァーのザ・ウェアハウス・スタジオで行われている。「ホワイト・クリスマス」ではシャナイア・トゥエイン、「ジングル・ベル」ではザ・プッピーニ・シスターズとの素晴らしい共演も聴きどころのひとつ。「きよしこの夜」「ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス」「イッツ・ビギニング・トゥ・ルック・ア・ロット・ライク・クリスマス」「サンタが街にやってくる」といったお馴染みの名曲は、マイケル・ブーブレらしくアレンジしたヴァージョンで楽しませてくれる。もちろんオリジナル・クリスマス・ソング「コールド・ディセンバー・ナイト」も収録されている。

『クリスマス』
WPCR-14279 \2,580(税込)
1.イッツ・ビギニング・トゥ・ルック・ア・ロット・ライク・クリスマス
2.サンタが街にやってくる
3.ジングル・ベル フィーチャリング・ザ・プッピーニ・シスターズ
4.ホワイト・クリスマス デュエット・ウィズ・シャナイア・トゥエイン
5.恋人たちのクリスマス
6.ホリー・ジョリー・クリスマス
7.サンタ・ベイビー
8.ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス
9.クリスマス(ベイビー・プリーズ・カム・ホーム)
10.きよしこの夜
11.ブルー・クリスマス
12.コールド・ディセンバー・ナイト
13.アイル・ビー・ホーム・フォー・クリスマス
14.アヴェ・マリア
15.ミス・デセオス/フェリス・ナビダ デュエット・ウィズ・タリア
17.ウィンター・ワンダーランド*
* Bonus Track.

◆マイケル・ブーブレ・オフィシャルサイト
◆BARKS洋楽チャンネル
この記事をポスト

この記事の関連情報