Sym・Proceedからゼロクロス・スイッチ搭載電源「SP-PZ」シリーズ3モデル登場

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メディア・インテグレーションは、Sym・Proceed社のパワーコンディショナー「SP-PZ」シリーズ3モデルを10月19日より発売した。

「SP-PZ」シリーズ最大の特徴は、ゼロクロス・スイッチ搭載電源であるということ。電源ONの際に突入電流が発生しないので、機器のコンデンサーや半導体の劣化を防ぎ初期特性を長く維持するほか、電源OFFのときは逆起電力が発生しないので機器の事故を減らし、寿命を延ばすという特徴がある。また、投入後は、スイッチング半導体の両端を大容量リレーでバイパスし、音質・画質への影響を排除している。

ホスピタル・グレードのアウトレットもポイントだ。信頼性と品質で定評のある、LEVITON社製ホスピタル・グレードのアウトレットを「SP-PZ10」「SP-PZ10+」ではリアに、「SP-PZ8B」ではトップに8口装備。コネクションの信頼性を高い次元で確保する。「SP-PZ10」「SP-PZ10+」では秀でた伝送特性の銅帯を配線に使用、加えてフロントにUL規格準処のサービス・アウトレットを2口装備する。

マスター電源に接続するIEC ACインレット用のACパワーケーブルは付属しない。数百円程度の一般的なパワーケーブルも使用可能だが、オヤイデ電気、AET Individual Designなど、さまざまな材質、キャラクター、ノイズ対策が施されたACパワーケーブルの中から、使用環境に最適なものを自由に選択してほしいとしている。すべてのコネクションは、3極アース付仕様となっている。

「SP-PZ10+」のみの特徴として、117V出力がある。US117V仕様のイクイップメントが本来の性能を発揮するためには117V電源が必要、100V駆動では充分なヘッドルームが得られず、満足な音質は困難である。「SP-PZ10+」には小型ながらも、ロスが少ない低インピーダンスかつ大容量300Wのステップ・アップ・トランスを搭載。イクイップメントが本来の実力を取り戻せる。

各モデルの概要は以下のとおり。

●SP-PZ8B
Sym・Proceedの設計思想に基き、無駄を削ぎ落した業務設計。ピュア、安定、高効率を実現した理想的な電源。パーソナル・スタジオ、ステージユースに最適なボックスタイプで、ACインレット固定金具を搭載し、主電源ケーブルが不意に抜けることを防止する。

●SP-PZ10
SP-PZ10は19インチラックマウントタイプのモデル。Sym・Proceedの設計思想に基き、無駄を削ぎ落した業務設計。ピュア、安定、高効率を実現した理想的な電源となっている。

●SP-PZ10+
SP-Z10同様、フォーマットは19インチラックマウント。Sym・Proceedの設計思想に基き、無駄を削ぎ落した業務設計。ピュア、安定、高効率を実現した理想的な電源。SP-PZ10+にはUS117V仕様のイクイップメントが本来の性能を発揮できるよう300W、低インピーダンスのステップ・アップ・トランスを搭載。ロスなく、117Vを供給する。

◆SP-PZ8B
価格:オープン(市場予想価格 59,800円)
◆SP-PZ10
価格:オープン(市場予想価格 74,800円)
◆SP-PZ10+
価格:オープン(市場予想価格 128,000円)
発売日:2011年10月19日

◆SP-PZ8B 製品詳細ページ
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