Apogee、ハードウェアDSP搭載のUSBオーディオインターフェイス「Duet 3」とラベリアマイク「ClipMic digital2」
Apogeeから、ハードウェアDSPを搭載したWindows/Mac対応のUSBオーディオインターフェイス「Duet 3」と、ラベリアマイクロフォン「ClipMic digital2」が登場した。
■Duet 3
「Duet 3」は、持ち運び可能なコンパクトサイズのボディで、プロフェッショナルなレコーディングを可能にする2IN/4OUTのUSBオーディオインターフェイス。アルミニウムベースにゴリラガラスのトップとノブカバーを採用したまったく新しいロープロファイルデザインも魅力のDuet最新モデルだ。
オンボードのハードウェアDSPの搭載により、高品質なコンプレッサーやEQなどのプラグインであるApogee FX Pluginのパワーを、レイテンシーを気にせず使用可能。ボブ・クリアマウンテンがチューニングしたSymphony ECS Channel StripもDSPで使用可能だ(ECS Channel StripハードウェアDSPおよびネイティブプラグインは別売り)。
2つの入力と4つの出力を持つ伝説的なApogee AD/DAコンバーターとワールドクラスのプリアンプを2基装備(最大192kHzに対応)。マイク、ギター、キーボード、ラインレベル機器を接続して、あらゆるサウンドのディテールを捉える。また、スピーカー用の2つのバランス、ラインレベルのアナログ出力、サウンドの深みと奥行きを最大限に生かしたモニターとミックスが可能。さらにヘッドホン専用のゼロオーム出力も搭載。高品位なヘッドホン・アンプとしても使用可能だ。
▲ハードウェアDSP状で動作するFXなどの機能をコントロールできるApogee Controlソフトウェア(左)。ブレイクアウトケーブルととも収納できるトラベルケースも付属(右)。
新しいブレイクアウトケーブルは、コネクタ形状を見直し、より長いリーチを実現。すべての機器を接続しつつデスクの外に収納することもでき、すっきりとしたワークスペースを実現する。
さらに別売りの「Duet Dock」を使用することでよりコンパクトに。Duetを理想的な角度で配置し、すばやくパラメーターを調整できるほかパネルの視認性も向上。Duo Dockのリアパネル・コネクターは、必要な端子が整然と配置され、Duetの接続やケーブルの整理が容易に行える。
▲Duet Dockを装着した状態。自宅ではDuet Dockに機材を接続したままにしておき、外で使う際はDuet 3だけを取り外し、ブレイクアウトケーブルと一緒に持ち出すという使い方が可能。
■ClipMic digital2
「ClipMic digital2」は、講演や屋外での収録、演者が複数人におよぶ撮影など、手元でマイクを持てない場面に最適なラベリアマイクロフォン。iPhone、iPad、Mac、Windowsに対応する。
前モデルよりも小型化され、さらに10dB低いノイズフロアを実現。iPhone、iPad、macOS、Windowsにつなげればすぐに録音可能。Lightning、USB-C、USB-Aケーブル、保護用トラベルケースが付属する。
製品情報
価格:77,000円(税込)
◆Duet Dock
価格:22,000円(税込)
発売日:2021年8月下旬以降
◆ClipMic digital2
価格:24,200円(税込)
発売中
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