ミッチ・ワインハウス「あの子が本当に天才だったと私は気付かなかった」

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エイミー・ワインハウスの未発表曲を収録した12月発売のアルバム『エイミー・ワインハウス・ライオネス:ヒドゥン・トレジャーズ』には、未発表曲だけでなく、生前のキャリアを通じてレコーディングされたエイミーによる様々なアーティストのカバー曲も収録される。

元夫ブレイク・フィールダー・シビルについて歌った感情的なオリジナル未発表曲「ビトウィーン・ザ・チーツ」や、2009年に薬物中毒から回復を図っている際ににレコーディングしたダニー・ハサウェイのバージョンが有名な「ア・ソング・フォー・ユー」のカバーなどが含まれている。

初めてこのアルバムを聞き返した後、エイミーの父ミッチは「エイミーを追いかけたり、しかったりするのに相当な時間を費やしましたが、あの子が本当に天才だったと私は気付かなかったのです」「残された家族と一緒にこのアルバムを聞いて、初めて娘の才能の豊かさを完全に認識しました。ジャズのスタンダードからヒップホップまで、息をのんでしまいました」「このアルバムに収録されている新曲「ハーフタイム」は一度も聴いたことがありませんでした。ただ驚くほど美しい曲です」とザ・サン紙に語った。

このニューアルバムは、エイミーのアルバム『フランク』と『バック・トゥ・ブラック』のプロデューサーをそれぞれ務めたサラーム・レミとマーク・ロンソンによってまとめられている。このアルバムに収録するため、2人は何千時間もレコーディングされたボーカルパートを繰り返し聞いたという。

サラームは「曲を聞き直したら、ところどころに会話が入っていて感情的だったよ。エイミーは来世に何かを残してくれたって信じているよ。まだ生まれていない世代に影響を与える作品を作ったんだからね」「制作に関われたこと、それからエイミーという人物と知り合えて、このアルバムで彼女の遺産を残し続けることが出来て光栄に思うよ」と話している。

このアルバムは12月5日に発売を予定しており、各1枚の売り上げごとに1ポンドが子供のためのチャリティ団体を支援する目的で新たに設立されたエイミー・ワインハウス基金へ送られる。

BANG Japan

◆BARKS洋楽チャンネル
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