暖かい気持ちが包み込んだ、曽根由希江のデビュー1周年ミニライヴ

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10月6日、曽根由希江が浜松町にある文化放送1階、サテライトプラス前にて<曽根由希江 1st Anniversaryミニライブ>を開催した。

◆曽根由希江 画像@<曽根由希江 1st Anniversaryミニライブ>

テレビ東京ドラマ24『ここが噂のエル・パラシオ』のエンディングテーマ「君のとなりに」が、ドラマ放送開始前から有線放送のお問い合わせチャートで9月度1位になるなど話題の曽根由希江。10月6日は、ちょうど1年前のこの日、シングル「ギンモクセイ」で彼女がメジャーデビューした記念日でもあった。

また文化放送といえば、曽根は、毎週木曜日の深夜1時よりオンエアされる『曽根由希江の「リッスン?」』でパーソナリティーを担当。というわけで、イベントにも、そんな“ちゃん曽根”の「リッスン?」を毎週楽しみにしているリス友(リスナー)から、普段、浜松町の駅を利用しているサラリーマンや学生など(文化放送はJR浜松町駅前にある)、幅広い層のオーディエンスが集まった。

曽根由希江がステージに登場すると、拍手とともに、オーディエンスから一斉に「曽根ちゃん、デビュー1周年おめでとうー!!」と、大きな声がかけられる。これには「ありがとうございます! ほんと頑張んなきゃダメだこれちょっと(笑)」と、曽根、激しく動揺。早くも少し感極まる。

そして1曲目は、1年前のデビュー日、同じくこの場所で歌ったデビュー曲の「ギンモクセイ」。キーボードを弾きながら優しく歌い上げる曽根だったが、歌いながら1年前からの出来事や、1年の間に出会い、応援してくれた多くの人の顔が次々浮かんできたのか、気づけば目に涙をいっぱいにため、やがてその涙は頬を伝う。歌に詰まりながら「ほんとにごめんね。ほんとにありがとう。」と、感謝の気持ちを涙声で伝える曽根の姿と、そんな曽根を優しく見守るオーディエンスの姿がそこにはあった。

「1年っていうのは、すごくあっという間。でも長かったとも思う。そんな不思議な時間です。でも1年ってのはこんないろんなことができるんだなって思うくらい、凝縮した時間でした。これも、スタッフのみなさん、応援してくれるファンのみなさんのおかげです。ここからがまた新たなスタートとして頑張っていきますので、よろしくお願いします。」── 曽根由希江

その後、テレビ朝日系『おみやさん』主題歌に大抜擢された2ndシングル「HOME」と、アルバム『スマイル』収録曲の「キラキラ」、そして最後に11月9日にCDリリースされる「君のとなりに」を披露。途中、音が出なくなるという機材トラブルも発生したが、その結果、オーディエンスの手拍子をもとに曽根がアカペラで歌唱するなど、この日、この瞬間でしか作り出せない音楽が生まれ、ステージとオーディエンス一体となったパフォーマンスに大歓声が巻き起こっていた。

そして何より、遠巻きに見ていた女の子たちが涙するほどの暖かい気持ちが会場を包み込んだこの日のミニライヴ。曽根由希江にとっても、ファンにとっても記念すべき1周年イベントとなったに違いない。

text and photo by ytsuji a.k.a 編集部(つ)
◆曽根由希江オフィシャルサイト
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