黒木メイサ、まるでショーガールの舞台のようなパフォーマンス
10月6日、黒木メイサが初のワンマンツアーの東京公演をZepp Tokyoにて行い、集まった約2000人のファンを魅了した。
◆黒木メイサ・ライブ画像
10月3日の大阪公演から始まったツアーだが、4日の名古屋公演を経て今回の東京公演となり、10月8日に予定されている福岡公演を合わせると全国4都市でのツアーだ。
今回のワンマンツアーのタイトルは<THE MAGAZINE SHOW>。そのコンセプトはずばり「ショー」だそうで、「前回のワンマンライブの経験から、今回は観に来てくれた人が遊園地や映画館に行くような感覚で楽しんでもらえるようなショーにしたい」と、デジタルなライブの演出が主流な昨今、あえてアナログなショーをやりたいとの本人の発案から、まるでショーガールの舞台を見ているような、ポールダンスやステッキ等の小道具も取り入れた凝った演出となった。
ライブではアンコールを含めた全15曲を熱唱。全力で歌って踊り、息をつく暇もない怒涛のセットリストに観客は終始興奮していたようだった。ライブ中のMCでは、「昔から歌うことやダンスをすることが大好きで、女優としてだけでなく、アーティストとしてライブをさせてもらえるのも、応援してくれるみんなのおかげです。ありがとうございます」とファンに感謝。会場は割れんばかりの拍手に包まれ、その幕を閉じた。
先月リリースしたシングルの「Wired Life」もオリコンシングルデイリーランキング初登場9位を記録するなど、歌手として絶好調の黒木メイサ。ドラマ「ジウ」の最終撮影現場から直行してこのライブリハーサルに入った黒木メイサは、その日からアーティストモードで全3週間をほぼ毎日このライブリハに費やした。黒木メイサの、女優だけでなくアーティストとしての本気を垣間見ることの出来た一夜だった。
写真:古賀恒雄