ブロック・パーティ、メンバー・チェンジの噂を否定
2005年のデビュー作『サイレント・アラーム』でシーンに飛び出したイギリスの先鋭なロック4人組、ブロック・パーティは、メンバー・チェンジの噂にもかかわらず、解散してもいなければ、フロントマンのケリー・オケレケに代わるシンガーを探してもいない。
バンドは2008年のエレクトロニカ風アルバム『インティマシー』以来アルバムを出しておらず、オケレケは昨年デビュー・ソロ・アルバム『ザ・ボクサー』をリリースした。NMEとのインタビューでギタリストのラッセル・リサックはオケレケがいまだにソロのマテリアルに取り組んでいるので、彼とベーシストのゴードン・モークスとドラマーのマット・トンはオケレケなしで前に進んで新しい音楽に取り組むことに決めたのだと言っている。
「別に秘密にしてるわけじゃないよ。だってケリーはソロをやるのでかなり忙しかったし、もうちょっと長くかかりそうだったからね」とリサックは言う。「僕たち3人は集まって音楽を作りたかったんだ。インストゥルメンタルものだけをやろうって話し合っていたんだけど、今はシンガーも入れてちゃんとした音楽の形にしてショーもやることになるかもしれないよ」
しかし、バンドは大きなメンバー・チェンジを否定しており、「ブロック・パーティは今もブロック・パーティだ」というメッセージを「もうじき会おう」というキャプションつきの4人の漫画風の絵とともに公式ウェブサイトにポストした。また、オケレケは9月28日に「ブロック・パーティに祝福あれ」というブログをポストしており「僕の大部分ではこういうことすべてを笑い飛ばしてるんだけど、いったい何なんだ?って思ってる部分もある」と書いている。
ブロック・パーティの最初の3枚のアルバム『サイレント・アラーム』、2007年の『ア・ウィークエンド・イン・ザ・シティ』、『インティマシー』はアメリカで62万枚売れている。バンドの新作アルバムについてはなんの情報もないが、オケレケは新しいソロEP『ザ・ハンター』を11月7日にウィチタから発表する。先週金曜日に「ホワット・ディド・アイ・ドゥ」のビデオが発表されている。
◆ニュース提供:ビルボード
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