カサビアン、デビュー前の仕事について語る

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カサビアンのトム・ミーガン(Vo)とセルジオ・ピッツォーノ(G)が、バンド・デビュー前に就いていた仕事について語った。セルジオは父親の経営する車の修理工場で、トムは金属加工工場で働いていたそうだ。

セルジオは『The Sun』紙のインタビューでこう話した。「俺は父親を手伝ってた。部品を集めたり車検をやったり。トムは製造やドリルで穴を開けていた。彼はいつも真っ黒になって帰ってきてたよ。ものすごく汚かった。洗い流すのに20分もかかってた」

2人とも、これは自分向きの仕事じゃないと考えていたそうだ。トムは「ラッキーなことに、ボスが俺の父親の友人でいい人だったんだ。残業や休みをいっぱいくれた。俺らが何をやりたいのか理解して、応援してくれていた。ラッキーだったよ」と話し、セルジオはこのハード・ワークの日々がなんとしてでもバンドを成功させたいというモチベーションになったと語った。

彼らは18歳でカサビアンを結成。5年後の2004年、セルフ・タイトルのデビュー・アルバムでブレイクした。UKロック・シーンを代表するバンドの1つになった彼らは、今月、4枚目のスタジオ・アルバム『Velociraptor!』をリリースする。

Ako Suzuki, London

◆BARKS洋楽チャンネル
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