ハンソン、兄弟バンドの先輩格が苦言
ISSAC HANSONは気楽な歌「MMM BOP」を世界的にヒットさせたグループのメンバーかもしれないが、音楽を作るとなったら自分の仕事をきわめて真剣に捉えている男なのである。
「バカみたいに振る舞うミュージシャンは困りものだよ」とHANSONの長男はWENNとのインタビューで語り、さらにKINGS OF LEON(彼らも家族のメンバーで作られているグループ)について発言した。
「KINGS OF LEONの連中は危険を冒してる」と、リード・シンガーのCALEB FOLLOWILLがダラス公演中にステージを下りたのち残りの夏のツアーをキャンセルしてしまったグループについて語った。「彼らは人々をイライラさせている。そんなことはあんまりやれるものじゃない。最終的にバッド・ボーイのイメージはファンのコンサートに行きたいという意欲に影響を及ぼすからね。彼らのファンはウンザリしてしまうだろう」
HANSONはグループ内に問題があるという噂についても述べた。「誰にでも弱みがあるし、誰にでも苦闘がある。僕はある特定の状況ではちょっと激しやすくなってしまう。だけど、それを和らげなきゃいけない。だって、そこにはファンがいて、ショーを見るためにかなりのお金を払ってるんだから、ちゃんとやらなくちゃ。僕は公衆の面前でみっともない真似はしない。そういうことはバックステージでするんだ。それがふさわしいと思ったら何人かには中指を立てるし、『ひっこんでやがれ』って言うしね」
HANSONはKINGS OF LEONを分裂してしまったこれまた兄弟のバンド、OASISと比較する。「彼らもそうだけど、最終的に彼らのためにならないよ。ショーで人々が楽しめなくなってしまう――だって、みんなNOEL(GALLAGHER)が出て行ってしまうんじゃないかって心配してたわけだから……。OASISはショーをやめてしまう必要はなかったんじゃないかと思うよ」
KINGS OF LEONはHANSONの声明に対し、まだ返答していない。
◆ニュース提供:ビルボード
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