AAA、愛がつながる全国ツアーのハイライト公演<AAA Buzz Communication Deluxe Edition>
6月22日にニューシングル「No cry No more」をリリースしたばかりのAAAが、6月26日、全国ツアーのハイライトとなる<AAA Buzz Communication Deluxe Edition>をさいたまスーパーアリーナにて開催した。
◆AAA画像@<AAA Buzz Communication Deluxe Edition>2日目(オフィシャル画像)
AAAにとってグループ過去最大規模となる今回のツアーは、全国31公演、約9万人を動員。各日1万2000人を動員したさいたまスーパーアリーナ公演2daysは“Deluxe Edition”と称した通り、約3時間半にわたって新曲2曲を含めた全23曲(アンコールを含む)を披露。さらにセンターステージでのパフォーマンスや会場内をメンバーが練り歩くなどの超豪華な演出となった。
(※ 以下、ツアーのネタバレを含みます。)
<AAA Buzz Communication Deluxe Edition>2日目。この日もオープニングの「PARADISE」で幕が上がるやいなや、会場は熱気に包まれる。メンバーは「THE スーパースペーシー!!」と名付けられた近未来的なクール&ポップ、かつカラフルなAAAらしい衣装で登場。高さのあるセットの上に立つその姿は、オーディエンスに近未来SF映画のオープニングのようなワクワク感を沸き立たせた。
その後、「Dream after Dream」では、日高光啓曰く、「ステージ上部の大型LED、通称“BuzzED”」が活躍。メンバーひとりひとりの表情を鮮明に映しだす。オーディエンスが作り出すサイリウムの光の海に思わず笑顔が溢れていた日高の表情も、そんな“BuzzED”のおかげで客席上段のオーディエンスまでよく見えたことだろう。
そして、センターステージに移動して、宇野ちゃん(宇野実彩子)が、“とびっきりのチュー!”を会場中にふりまくと、一方のにっしー(西島隆弘)は、女の子ファンたちからのチューを欲しがるような仕草を見せる。AAAを中心に“愛がつながる”。会場の光景は、まさにそんな表現がぴったりだった。
さらに前半7曲目で、先日リリースしたばかりの新曲「No cry No more」を披露すると、1万2000人のテンションは早くも最高潮に。海賊をテーマにした衣装とともに、2010年末の『NHK 紅白歌合戦』で披露した「逢いたい理由」で前半戦を締めくくると、中盤のメンバー自らが企画・出演する、おなじみのアトラクションコーナーへ。歌あり、コスプレあり、ゲームありのバラエティに富んだ内容で、“スーパースエヨシ”や“子供相手でも情け容赦ないテトリス王子”など魅力あるキャラクターと、そんなキャラクター(“おねがい千晃”含む)に毎度毎度振り回される“おねがい日高”もさることながら、ここでどれかひとつだけを取り上げるなら、やっぱりUNO48(読み:ユー・エヌ・オー・フォーティー・エイト)。7月16日に25歳の誕生日を迎える宇野ちゃんの、可愛さとコケティッシュさが共存する女子高生の制服スタイルと、ステージ上のUNO48メンバー全48人による、スタンドマイクを使ったパフォーマンス。そこには、語り尽すことができないほどに、宇野ちゃんのキュートさとコミカルさが詰まっていた。仮に今回のツアーでこのUNO48を見たというファンの中に、翌日から「As I am」が自分の中でヘビーローテーションになった、という人がいても、それは十分理解できることだし、頷ける。
日高光啓の“芸達者”という言葉だけでは言い表せない音楽的才能と、浦田直也のヴォーカリストとしての能力に圧倒される名曲カヴァーからの後半戦は、「WOW WAR TONGHIT」でアリーナの外周を練り歩きながらメンバーが歌唱するなど、ホールサイズの距離感をアリーナでも感じられるような、さいたまスーパーアリーナ公演ならではの演出で会場を沸かせる。ちなみにこの時の衣装は、先に紹介した記者会見の記事でメンバーが身にまとっていた「THE ホワイトプリンス&プリンセス」。
そして、メンバーそれぞれがアレンジを施したツアーTシャツで登場したアンコール。MCでは、デビュー6周年にあたる9月14日にベストアルバムをリリースすることがサプライズとして告知された。リーダーの浦田直也が「ベストアルバムをリリースできるのは、本当に応援してくれているみなさんのお陰です!」と感謝の気持ちを述べると、会場は大歓声に包まれた。また、この発表に合わせて、オフィシャルホームページではベストアルバムの特設サイトがオープンした(ちなみに、ベストアルバムに関するつぶやきのハッシュタグは「 #AAABEST 」)。
ツアーは残すところ追加公演のZepp Sendai公演と振替公演を含む全4公演。東日本大震災で壊滅的な被害を受けた被災地のひとつ仙台にも、AAAからの、そして全国のAAAファンからの愛が届けられる。
◆AAAオフィシャルサイト
◆AAA BEST ALBUM特設サイト
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