ファンモン、夏目前シングル「それでも信じてる/ラブレター」のジャケットに松岡修造

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■ 「それでも信じてる」について、FUNKY MONKEY BABYS、松岡修造からのコメント

3月頭から新曲の制作をスタートし、プロデューサーさんのスタジオに通って、どういうものにしようかと曲の構想を練っていたんです。その制作の合間を縫って、福島にサプライズライブをしに行ったのですが、帰りの移動中、今回の震災を経験したんです。それで、曲作りの作業が1週間くらい中断して、再開するときには、どうしてもそれまで作っていた勢いのあるアップテンポな楽曲が作れなくなっていて。連日テレビなどで放送されている状況を見て、「頑張れ!」って、簡単に言えなくなってたんです。

今、僕らが伝えられるのは、「頑張れ!」と力強く背中を押すというよりも「そばにいるからね。一人じゃないよ。」と、「頑張れ!」ではなくて「一緒に頑張ろう!」と相手に寄り添うような、そんな気持ちを込めた歌なのかなと思って。
あらためてゼロから作り始めたのが、この曲なんです。

そうしてできた「それでも信じてる」の楽曲のイメージとしてみんなで話し合って出てきたのが松岡修造さんです。

松岡さんをTV等で観ていて、いつも力一杯で頑張っている人、全力で応援する人という印象とともに、自身はもちろん、誰よりも強く相手を信じて疑わない方だと感じました。

ジュニアの子供達に異常なまでに厳しくあたるのも、誰よりもその人を信じてるからであって、子供達も「この人は信じられる。この人が言うのなら、僕はまだやれるんだ。」という信頼関係があって成り立っているんだと思うんです。いまだに、辛く厳しい時を過ごし、先が見えなくて不安に思っている方々もまだまだたくさんいる中で、「それでも信じてる」って僕らの想いを誠実にまっすぐに届けられる人として松岡さんの力を借りる事ができました。

もちろん地震に限らず、今、目の前の困難と立ち向かっている人全てに通じる想いだと思っています。

今、僕らの出来る事の一つとして、一人でも、少しでも、この曲で何かを感じられるように松岡さんと作り上げるこの作品を観て頂けたら嬉しいです。

FUNKY MONKEY BABYS

  ◆  ◆  ◆

この曲の制作中に東日本大震災を経験したという彼らから、とにかくこの曲を少しでも多くの人達、困難に立ち向かっている人達に届けたい、そのために、僕に協力して欲しいという熱い彼らのオファーをもらいました。

そんな彼らの想いに協力したいと思ったのと、実際に楽曲を聴いてみて、“諦めない”という想いが伝わる歌詞に僕自身共感できたので、今回このミュージックビデオに出演させて頂く事になりました。

松岡修造
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