【連載】Masaki STYLE ── vol.1「Action for Nippon」トークイベント
去る4月12日に渋谷公園通り商店街進行組合が主催して行なわれた震災復興支援プロジェクト「Action for Nippon」のトークイベント。このイベントに、新人R&Bシンガー・真崎ゆかが参加した。真崎ゆかといえば、ファッション業界でカリスマ的人気を誇る「MURUA」のヴィジュアルプレス(兼ショップスタッフ)という顔を持つシンガーでもある。ということで、このイベントに出演した真崎ゆかのコーディネートをチェックしていこう。
◆真崎ゆかの画像、この日のコーディネート
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衣装:
チャリティーTシャツ 2,000円(MURUA)
デニムショートパンツ(古着)
フロントチュール切替レギンス 4,725円(MURUA)
配色切替スエードサンダル 16,590円(MURUA)
「トップスは、東日本大震災の復興支援として製作された MURUAのチャリティーTシャツです(売上は全て被災された方々へ寄付されます)。ボトムスは、カジュアルになり過ぎないように、レギンスをフロントチュールのものにして、Tシャツコーデでも上品さが出るようにしました。」── 真崎ゆか
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この日行なわれたトークイベントには、宮城県出身で実際に被災地に赴いた高橋ジョージと、渋谷の100名の若者たちも参加。母と姉が地元で暮らしているという高橋ジョージは、震災から8日後に現地入り。ある程度の覚悟して被災地に赴いたが、それは高橋の想像をはるかに超えるものだったようで、「52年間生きてきて見たことのない光景が広がっていました。」と表現しつつ、「残酷かもしれないけど知っておいて欲しい。」と前置きした上で、被災地の状況を見たままに(そしてそれはあまりに生々しく)語る。そして、高橋の口から出てくる残酷すぎる状況を知り、涙をこぼす若者たちの姿がそこにはあった。
そして被災地の現状を伝えた上で、高橋は「歌ってすごいなって思うのは、たとえ知らない曲であっても気持ちが伝えられれば聴く人の心を動かすことができる。だから、新人だろうがベテランだろうが演歌だろうがロックだろうが、全員がチャリティーライヴをやるべき。そうすることで、いろんな年代の人たちを少しでも勇気づけることができると思う。」と、音楽の必要性を訴えた。
またイベントでは、高橋ジョージが、虎舞竜の名曲「ロード」を、そして真崎ゆかは「もっと愛したかった」を歌唱した。
「私が歌っているのは恋愛の曲が多いので、この状況で聴く人によってどう取られるか分からないし、私が歌うことは一人よがりなんじゃないか、と考えたんです。でも、先日ファンの方から、停電で家族が集まっていたときに、私の着うたをかけたら、弟が曲を歌って、その場に笑顔が生まれたという話を聞きました。そして、今日、高橋さんのお話を伺って『ああ。私歌っていいんだ』と思えたんです。これまでも、もちろん『気持ちを届けたい』と思って歌ってきましたが、今日を境にその思いがより強くなりました。自分に出来ることは本当に限られているけど、それは無力ってことではないと思う。自分にやれることを貫き通せばいいと思えました。自分の周りはもちろん、もっと多くの人にこの気持ちを伝えていきたいですね。」── 真崎ゆか
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◆真崎ゆか オフィシャルサイト
◆MURUA オフィシャルサイト
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