リアム・ギャラガー「ザ・ビートルズ映画にはジョニー・デップに出演してもらいたい」

ちょうど1年前、リアム・ギャラガーがプロダクション会社を設立し、ザ・ビートルズ関連の映画制作に乗り出したというニュースをお伝えしたが、いよいよ脚本が完成し、俳優を選ぶ段階に来たそうだ。リアムはジョニー・デップに出演して欲しいという。

映画は1973年に出版されたリチャード・ディレッロ著の『The Longest Coctail Party: An Insider's Diary Of The Beatles, The Million-dollar Apple Empire and Its Wild Rise and Fall』をもとに、ザ・ビートルズのメンバーというより、Apple Corpsの盛衰やバンドの周りの人たちに焦点を当てる。

彼はUKの音楽誌『Q』のインタビューでこう話した。「映画の脚本はできた。みんな、ぶっ飛ぶぜ。俳優を選ぶのを待ってるとこだ」「デレク・テイラーはジョニー・デップに演じてもらいたい。彼にピッタリだ」

デレク・テイラーというのは、長期にわたりザ・ビートルズの広報を担当していた人物。Apple Corpsの事業においても重要な役割を果たしたほか、ジャーナリストとしてザ・ビートルズ関連の本も出版している。また、ザ・ビートルズの曲「Happiness Is A Warm Gun」の作詞に協力したり、ジョン・レノンの曲「Give Peace A Chance」の歌詞に登場するなど、ザ・ビートルズとは仕事上の関係だけではない間柄だった。

リアムは、オアシスの曲「Fade In-Out」（『Be Here Now』収録）でギターをプレイしたジョニー・デップとはお友達（のはず）。直接、頼めるだろうから出演を了承してくれる可能性は高いかも。

Ako Suzuki, London

◆BARKS洋楽チャンネル