INORAN、ソロライブにSUGIZO登場!LUNA SEAギタリスト2人が夢の競演
INORANが日本青年館を皮切りに繰り広げている<Live Tour 2011"Teardrop">。この4日目にあたる恵比寿LIQUID ROOMでの熱気を伝えるライヴレポートが到着した。ファンがあっと驚くような出来事が起こり騒然となった、このライヴの模様をお伝えしよう。
◆INORAN、ソロライブにSUGIZO登場~拡大画像~
◆ ◆ ◆
日本青年館2デイズからスタートした、ニューアルバム『Teardrop』をひっさげてのツアー4日目。恵比寿LIQUID ROOM。
7時過ぎに場内が暗転、キャンドルが揺らめくステージに、いきなりごっつい黒人ラッパーが登場しフロアを煽りまくる。「うわ、会場間違えたっ!?」と思わず焦ったが、今回のアルバムの作詞でも参加しているRAH-D。やがてメンバーに続いて、黒いパーカーのフードをかぶったINORAN登場。
新作からのアグレッシヴかつ疾走感のあるナンバーでフロアに火をつけていく。ステージも、オーディエンスも、とにかく熱い。「自分を奮い立たせなきゃいけないって思ったら、こんな音になってしまったというか」と『Teadrop』について本人は語っていたが、まさにその言葉どおりの演奏だ。2曲目にフードを取り、3曲目にパーカーを脱いでTシャツになり、心も身体も剥きだしになっていく。
「今日は直球しか投げねえから、ガンガン打ってくれよ!」と宣言し、次々とストレートな曲を投げつける。過去の代表曲も、リアレンジされ、攻撃モード全開だ。
INORANの原点と今が出会ったようなセットリストが印象深かった。ブルース、ヘヴィロック、パンク、ラヴ&ピースな空気が流れるフォーキーな楽曲など、本当にいろんな音楽の旅をしてきたんだなあ、とわかる。USTREAMで生中継されたが、初めて観た人もINORANというアーティストを作る骨格がよくわかったのではないだろうか。ニューウェイヴとインダストリアルが時代を超えて合体した「identity」のスリリングな演奏から、誰の心にも届く普遍性を持った「千年花」への流れが新鮮で面白かった。
フロアの熱が沸点に向かう後半、「時化」で最前列のオーディエンスに向かってギターを差し出すINORANは、まるで自分の魂を差し出しているように見えた。
この日は、ギタリストがスペシャル・ゲストとして参加する、と予告されていた。ラスト・ナンバーで「宇宙一カッコいいギタリスト!」という呼び込みとともに、なんとSUGIZO登場! フロアの歓声に包まれながら「raize」が始まった。
アッパーに弾けたINORANの隣で、サングラスをかけ、「S.K.I.N.」の黒ストラトを抱えた渋目のギタリストとしてのSUGIZO、このコントラストはなんとも新鮮。ボトムの太いヘヴィサウンドに、SUGIZOのギターの飛翔感が加わって、新しい世界が広がっていく。
こんな、「今・ここ」でしか体験できないスペシャルな瞬間を刻みながら、まだまだツアーは続いていく。
大阪、名古屋、そして本当は旅の始まりのはずだった仙台の振替公演――でこのツアーは終わるはずだったが、ステージ上で急遽、追加公演が発表。「楽しい!? もっと楽しくなること言ってあげようか?」というMCのあと、台湾・香港公演が決定したことが告げられた。
INORANの魂がゴリッと荒削りのまま剥きだされ、ステージとフロアが裸で向き合ったスリリングな夜――。さらなる快進撃を期待しないわけにはいかない、高い熱を放つライヴだった。
井上貴子(rockin’on)
<Live Tour 2011"Teardrop">
5月23日(月)大阪BIG CAT
5月24日(火)名古屋ボトムライン
5月30日(月)仙台darwin
NEWアルバム『Teardrop』
2011.04.13リリース
M1 No Name
M2 SuperTramp
M3 Your Light Is Blinding
M4 glow
M5 Parallel Reality
M6 The Hill
M7 Nasty
【初回完全限定盤】 CD+DVD
(“SuperTramp”Music Clip)+シリアルナンバー入り写真集
KICS-91647 ¥5,500(tax in)
【通常盤】 CD
KICS-1647 ¥1,800(tax in)
※通常盤初回製造分のみ“LUNA SEA”REBOOT記念
連動キャンペーン応募券封入
◆INORAN オフィシャルサイト
◆INORAN、ソロライブにSUGIZO登場~拡大画像~
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日本青年館2デイズからスタートした、ニューアルバム『Teardrop』をひっさげてのツアー4日目。恵比寿LIQUID ROOM。
7時過ぎに場内が暗転、キャンドルが揺らめくステージに、いきなりごっつい黒人ラッパーが登場しフロアを煽りまくる。「うわ、会場間違えたっ!?」と思わず焦ったが、今回のアルバムの作詞でも参加しているRAH-D。やがてメンバーに続いて、黒いパーカーのフードをかぶったINORAN登場。
新作からのアグレッシヴかつ疾走感のあるナンバーでフロアに火をつけていく。ステージも、オーディエンスも、とにかく熱い。「自分を奮い立たせなきゃいけないって思ったら、こんな音になってしまったというか」と『Teadrop』について本人は語っていたが、まさにその言葉どおりの演奏だ。2曲目にフードを取り、3曲目にパーカーを脱いでTシャツになり、心も身体も剥きだしになっていく。
「今日は直球しか投げねえから、ガンガン打ってくれよ!」と宣言し、次々とストレートな曲を投げつける。過去の代表曲も、リアレンジされ、攻撃モード全開だ。
INORANの原点と今が出会ったようなセットリストが印象深かった。ブルース、ヘヴィロック、パンク、ラヴ&ピースな空気が流れるフォーキーな楽曲など、本当にいろんな音楽の旅をしてきたんだなあ、とわかる。USTREAMで生中継されたが、初めて観た人もINORANというアーティストを作る骨格がよくわかったのではないだろうか。ニューウェイヴとインダストリアルが時代を超えて合体した「identity」のスリリングな演奏から、誰の心にも届く普遍性を持った「千年花」への流れが新鮮で面白かった。
フロアの熱が沸点に向かう後半、「時化」で最前列のオーディエンスに向かってギターを差し出すINORANは、まるで自分の魂を差し出しているように見えた。
この日は、ギタリストがスペシャル・ゲストとして参加する、と予告されていた。ラスト・ナンバーで「宇宙一カッコいいギタリスト!」という呼び込みとともに、なんとSUGIZO登場! フロアの歓声に包まれながら「raize」が始まった。
アッパーに弾けたINORANの隣で、サングラスをかけ、「S.K.I.N.」の黒ストラトを抱えた渋目のギタリストとしてのSUGIZO、このコントラストはなんとも新鮮。ボトムの太いヘヴィサウンドに、SUGIZOのギターの飛翔感が加わって、新しい世界が広がっていく。
こんな、「今・ここ」でしか体験できないスペシャルな瞬間を刻みながら、まだまだツアーは続いていく。
大阪、名古屋、そして本当は旅の始まりのはずだった仙台の振替公演――でこのツアーは終わるはずだったが、ステージ上で急遽、追加公演が発表。「楽しい!? もっと楽しくなること言ってあげようか?」というMCのあと、台湾・香港公演が決定したことが告げられた。
INORANの魂がゴリッと荒削りのまま剥きだされ、ステージとフロアが裸で向き合ったスリリングな夜――。さらなる快進撃を期待しないわけにはいかない、高い熱を放つライヴだった。
井上貴子(rockin’on)
<Live Tour 2011"Teardrop">
5月23日(月)大阪BIG CAT
5月24日(火)名古屋ボトムライン
5月30日(月)仙台darwin
NEWアルバム『Teardrop』
2011.04.13リリース
M1 No Name
M2 SuperTramp
M3 Your Light Is Blinding
M4 glow
M5 Parallel Reality
M6 The Hill
M7 Nasty
【初回完全限定盤】 CD+DVD
(“SuperTramp”Music Clip)+シリアルナンバー入り写真集
KICS-91647 ¥5,500(tax in)
【通常盤】 CD
KICS-1647 ¥1,800(tax in)
※通常盤初回製造分のみ“LUNA SEA”REBOOT記念
連動キャンペーン応募券封入
◆INORAN オフィシャルサイト
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