[クロスビート取材こぼれ話] バトルス

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<ソナーサウンドトーキョー>などに出演するため来日した4月、タイヨンダイ・ブラクストン脱退後初のライヴを日本で披露したバトルス。豪華ゲスト・ヴォーカルを招集して作り上げた最新作『グロス・ドロップ』についてイアン・ウィリアムス(G、Key)に話を聞いた6月号に続き、今回の来日時にはデイヴ・コノプカ(B)とジョン・ステニアー(Dr)にインタビューを行なった。

まずは取材前にジョンを待っている間、先に準備が出来たデイヴとしばし談笑。その流れで「読者プレゼント用にサインを書いてもらいたいんだけど」とお願いしたところ、「絵を描くのは得意なんだ!」とデイヴはすっかり得意気。

ジョンがやってきてからも取材の合間にひたすら何か書いていて、それを覗いたジョンが失笑していたので、「なんだろう?」と気になってサイン色紙を覗こうとすると、「出来てからのお楽しみだよ!」となんだか嬉しそうだ。そこで取材終了時間まで待っていたのだが、ようやく見せてもらったのはなんと、ピザのイラスト付きサインだった(写真)。

このピザはデイヴの夢に出てきたものらしく、その名も“スピリット・ピザ”。注文するとピザの両親の霊も一緒についてくるらしい。へええ、ピザって切れ端と切れ端が結婚して出来るものだったんだ…!取材後、通りかかったイアンも交えてコンセプトについて熱く語るデイヴ。ところがイアンにも失笑されて、デイヴはやや期待外れな表情…。とはいえメンバー全員のサインが集まった。

新体制になって新しいバンドの形を模索することに喜びを感じているようだったバトルスの面々。まるでデビューしたてのバンドのような、晴れやかな表情が印象的だった。現在発売中のクロスビート7月号では、3人体制での初ライヴの感想や彼らに訪れた“変化”について語ってくれているので、気になる人はぜひチェックしてください。

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