平野綾、河村隆一に「…キスシーンて、本当にキスするんですか?」

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7月11日より赤坂ACTシアターで上演されるミュージカル『嵐が丘』のキャスト初顔合わせが5月9日に開催され、出演する河村隆一、平野綾、安倍なつみ、山崎育三郎が出席した。

エミリー・ブロンテ唯一の長編小説『嵐が丘』。この愛憎劇を今回、文学座のヒットメイカー西川信廣が演出し、自転車キンクリートの飯島早苗が脚本。さらに音楽は、『冬のソナタ』の挿入歌などを担当した倉本裕基が手がける。主役のヒースクリフを演じるのは、初挑戦したミュージカル『CHICAGO』で演技力、歌唱力ともに絶賛された河村隆一、キャサリン役はミュージカル初挑戦の平野綾と、宮本亜門演出による舞台『三文オペラ』など数々の舞台を経験し、実力と魅力がグングンと上昇中の、ご存知・安倍なつみのダブルキャスト。そしてエドガーは、ミュージカル『モーツァルト!』に主演し、菊田一夫演劇賞を受賞したばかりの山崎育三郎が演じる。

配信用に劇中歌のレコーディングを行なっている合間を縫って行なわれた今回の初顔合わせ。河村隆一は、先日行なったギネス認定ライヴを振り返りつつ、本作について、「本当の恋はどんなものかは、真実は誰にもわからないと思いますが、この作品のなかにそのヒントがあるはず。」と、見どころを語った。また、安倍なつみと山崎育三郎が、河村隆一との共演に感激のコメントをする中、ミュージカル初挑戦の平野綾は、舞台経験がある3人に「キスシーンて、本当にキスするんですか?(笑)」と、なんだかあーやファンにとっても興味ある質問を投げかける。すると、「本当にするんですよね?」と、河村隆一からの“スルーパス”を受けた山崎が「がっつりしますね!(笑)」と答えるなど、和気あいあいした雰囲気で取材陣の笑いを誘っていた。

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── 作品についてのコメント

河村隆一:「先日、6時間半かけてギネス認定をした104曲ライヴを経験しましたが、小さな自信を貯金してその結果がこの挑戦を成功させたと思っています。今回、『嵐が丘』という新しいステージを新しいメンバーと一緒に作り上げることで、また新しい自身が積み重なると期待しています。本当の恋はどんなものかは、真実は誰にもわからないと思いますが、この作品のなかにそのヒントがあるはずなので、是非劇場に観に来てください。」

安倍なつみ:「中学生のときからずっと河村さんのファンで、まさか一緒に舞台に立って歌を歌うことが出来るとは思っていませんでした。キャサリンとして、精一杯頑張ります。」

平野綾:「ミュージカルに出演したくて、この業界に入ったので、やっと夢が叶ったという思いで嬉しいです。先輩である共演者のみなさんにはいろいろと教えていただきつつ、技を盗んでいきたいと思います。」

山崎育三郎:「子供の頃ずっと聞いていたLUNA SEAの河村さんと一緒に舞台に立てる事がほんとに光栄です。」

── ミュージカル初挑戦の平野さんから、経験者である共演者の方々に質問を

平野綾:「そうですね。じゃあ、あの…キスシーンて、本当にキスするんですか?(笑)」

河村隆一:「本当にするんですよね、山崎さん(笑)?」

山崎育三郎:「がっつりしますね!(笑)そこに嘘があったらねぇ、ダメですからね。」

平野綾:「あっ、これで解決しちゃいましたね(笑)」

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ミュージカル『嵐が丘』は、東京公演が7月11日から24日まで赤坂ACTシアターにて。その後、7月27日から31日までシアター・ドラマシティで大阪公演が行なわれる。
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