ピース・イベント<Each feelings>、下北沢でスタート

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シンガー・ソングライターの玉城ちはるが中心となり、2009年から開催を続けているピース・イベント<Each feelings>が、東京でも開催されることになった。

◆玉城ちはる画像

これまで広島を中心にかいさいされてきた当イベントだが、5月からは下北沢にて隔月で<Each feelings Tokyo>として実施していくという。初回は5月13日、その後は7月8日、9月9日、11月11日にCom.Cafe 音倉で開催される予定だ。

5月13日(金)には玉城ちはる、シンガー・ソングライターのハセガワミヤコらに加え、スペシャル・ゲストとして庄野真代も参加するという。

「身近なところから、ひとりひとりが出来ることから行う平和活動」…これが<Each feelings>が提唱する活動の基本形だという。無理して大きなムーヴメントを興したり、お祭り騒ぎ的なイベントではなく、あくまでも個々がしっかりと考え自分のペースで今できることを確実に行なう、そして色々な方に平和の尊さを広めていくというのが活動の骨子となるところという。

以下は、玉城ちはるからのメッセージである

   ◆   ◆   ◆

まずはこの度の東日本大震災で被災されたたくさんの方々へ、心よりお見舞い申し上げますと共に、亡くなられた方々にお悔やみ申し上げます。
メディアを通して知る限りですが、被災地の現状を見ますと、福島の原子力発電所での放射能漏れという大きな問題もあり、被災された方々は勿論、日本中が今不安に包まれていると思います。同時に今、日本中、世界中の人たちから沢山の支援の手が差し伸べられ、被災地では救援活動と共に力強い復興の足音も聞こえ始めています。
しかし、完全復興までにはまだまだ多くの時間を要すると思いますし、復興を遂げるその日まで、私達は一時的ではなく「継続して」支援を続けて行く事が必要です。

震災後、「私には何が出来るのか?」「何をすべきなのか?」「これから長く支援し続けるにはどうすればいいのか?」を考え、私達は『Each feelings~東日本大震災チャリティー・イベント~』を開催する事に致しました。

元々、自分に出来る平和活動として続けている『Each feelings』。3年目となる今年は、5月、7月、9月、11月には東京で、8月には広島で開催する予定です。
支援、チャリティーというのは長く続ける事に意味があります。きっとテレビなどでは1年過ぎれば、毎年3月11日に特番が流れる程度になるかもしれません。私は『Each feelings』をこれからも自分のライフワークにしていくつもりですし、これまでもそうして参りました。私自身が広島育ちだから、今日本中が不安になっている「放射能で汚染された街がこれからどう復興していくのか」
と言う事についても言えると思います。また、今回の原発事故ともリンクするのですが、「放射能」や「核」「原発」などについて、広島がこれまで主張してきた観点から何らかの形で再考していくことにもなると思います。

広島在住の写真家、明田弘司さんが戦後の復興していく広島を撮り続けてまとめられた写真集『百二十八枚の広島』に映し出されている世界は、今後『○○の東北』という形になり、被災地は力強く復興していくことと思います。昭和20年代から30年代に、広島は驚くほどの早さで復興しました。戦後65年以上が経過した現在、私は今回被災された方々がさらに力強く復興されると信じています。そして「復興するエネルギー」「人が生き抜く力」「活力」「人が生き、街が生き返っていく力」その手助けをすることも、私は『Each feelings』だからできると思っています。どうぞご協力のほど、宜しくお願い致します。

2011年4月1日 玉城ちはる

   ◆   ◆   ◆

<Each feelings Tokyo>
2011年5月13日(金)
18:30 OPEN/19:00 START
@Com.Cafe 音倉(下北沢)
※世田谷区北沢2-26-23 EL NIU B1F/TEL:03-5751-1311 http://www.otokura.jp)
※小田急線・京王線 下北沢駅北口・西口1番出口より徒歩2分
出演:ハセガワ ミヤコ/玉城ちはる/入倉リョウ/菅 大祐
スペシャル・ゲスト:庄野真代
前売 3,000円/当日 3,500円(ドリンク代500円別)
※学割:半額(大学生含む)
[問]Com.Cafe 音倉(TEL:03-5751-1311/http://www.otokura.jp)
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