テイ・トウワが“ハレの日”にしか創らなかった初コンセプト盤『SUNNY』

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テイ・トウワが2年ぶり6枚目のアルバム『SUNNY』を5月11日にリリースする。前作『BIG FUN』以来となる彼のオリジナルアルバムは、自身初となる“コンセプトアルバム”。そのコンセプトとは、ずばり“ハレの日にしか創らない”というものだ。

◆テイ・トウワの画像、「The Burning Plain / テイ・トウワ with 高橋幸宏&水原希子」ミュージックビデオ、テイ・トウワ『SUNNY』インタビュー

「コンセプトは“ハレの日にしか創らない”!もうハレじゃナイ日に曲を創りだすのはやめよう!と。曲ってやっぱり閃きから生まれてくるものでしょ。だから、無理に創るのはもうやめよう、ハレた日を待ち、自分をいい状態にする。意識的に閃くまで待とうと。だからタイトルも『SUNNY』です。」── テイ・トウワ

『FLASH』、『BIG FUN』に続くトリロジーの完結編となる本作は、ジャケットも前2作同様、バリー・マッギーが描き下ろし。参加アーティストも、高橋幸宏、水原希子、ハトリミホ(cibo matto)、小池光子(Beautiful Humming Bird)、Taprikk Sweezee、YURICO、バクバクドキン、細野晴臣、高野寛、森俊二、小山田圭吾、砂原良徳、高田漣、DJ FUMIYAなどが顔をそろえ、ハウス、ヒップホップ、R&B、ダブ、ファンク、エレクトロ、エキゾチックといったジャンルを咀嚼した、ユニークかつ“SUNNY”なサウンドが作り上げられている。

モバゲーのCMソングとして話題を呼んだ「Marvelous」をはじめ、注目すべき作品の多い本アルバムだが、中でもファンを中心に話題となっているのが、先行シングルとして配信された「The Burning Plain」。本作品には高橋幸宏と水原希子をフィーチャー。アップテンポでフレッシュなニュースウィングビートに長く連れ添った男女の微妙な関係を描いた歌詞が乗り、これまでのテイ・トウワの世界観とはまた違ったものを聴かせてくれる。なお、同作品のミュージックビデオにも高橋幸宏と水原希子のふたりが出演。Caviar(キャビア)中村氏と田中氏の手がける色彩豊かな映像の中で、近未来的なロボットと水原 希子の夫婦の日常が描かれている。

「アップテンポな唄ものもやりたいなと思い、アルバム最後に出来た曲。鼻歌が浮かんで来てラララと唄ってみたら、なんか幸宏さんポクねー?!と思い、「そういう曲が出来ちゃったんですけど、唄って頂けますか?」「イイよ」という流れです。もともと一番最初に多大な影響を受けたお方と今回一緒に歌詞を書けたのがとても嬉しかったですし、幸宏さんの独特なヴォーカルがとにかく流石でした。幸宏さんの英語が上手過ぎるので、ネイティブな英語の子に唄ってもらおうと思い、可愛い水原希子さんに賭けてみて本当に良かったです。The Burning Plainという原題の、『あの日、欲望の大地で』という映画は2010年に観た中で一番心に残りました。ドロドロで重い話ですし、この唄の内容には特に関係ないのですが。」── テイ・トウワ(「The Burning Plain」について)

なお、ニューアルバム『SUNNY』は、5月11日のCDリリースのほか、テイ・トウワ自身が主宰する電子セレクトショップ「MACH」にて、『SUNNY エクスクルーシヴ・パック』としても現在配信中だ。このエクスクルーシヴ・パックには、アルバム全曲のほか、「The Burning Plain / テイ・トウワ with 高橋幸宏&水原希子」、「MARVELOUS with Yurico」の2作品のミュージックビデオも収録されている。価格は2,480円。

(c)TAJIMA KAZUNALI for MILD inc.
◆『SUNNY』(Amazon)
◆電子セレクトショップ・MACH
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