コリィ・テイラー、「俺は死が本当に怖い」
2010年に亡くなったポール・グレイ(B)の代理として、オリジナル・ギタリストだったドニー・スティールを迎えることを発表したスリップノットだが、フロントマンであるコリィ・テイラーがこの来たるツアーへの胸のうちをKerrang!に明かした。
「俺は死が本当に怖い」
こう切り出したコリィは、続けて話した。
「これから起こるであろう感情の準備/覚悟がまったく出来ていない。最初のショー(6月17日のSONISPHEREアテネ公演)は、そういった意味でのテストになりそうだ。このツアーのほとんどの場合でそうなるかもしれない。本当に、ハードな問題なんだ…人生を通じてまだ鳴り響いている。俺たちはまもなくポールを失った日を迎えるけど、俺にはまだ制御できる段階じゃあないんだ」
2011年夏、UK/ヨーロッパ、ブラジルで開かれるフェスティヴァルに出演、数多くのフェスのヘッドライナーを飾ることが決まっている。ポール・グレイは20105月24日、アイオワ州アーバンデールのホテルで遺体となって発見された。偶発的に起きた薬物の過剰摂取が死因、検死の結果心臓に疾患があったこともわかった。享年38歳。
◆BARKS洋楽チャンネル