YouTubeに投稿された、2月なのに桜満開の摩訶不思議(?)なミュージックビデオ

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先日、YouTubeにあるミュージックビデオが投稿された。

◆DigiCut 画像&新曲「桜想い ~仲間と過ごした日々~」ミュージックビデオ

4人組ユニット・DigiCutの新曲「桜想い ~仲間と過ごした日々~」という楽曲で、タイトルにあるように満開の桜が舞い散る中でメンバーが歌唱する、まぁ、ある意味“ベタ”なミュージックビデオだ。

しかし、よく考えてみよう。この新曲「桜想い ~仲間と過ごした日々~」の、満開に咲き乱れる桜とともに撮影された映像が投稿されたのは2011年2月2日。通常、ミュージックビデオというものは、公開の1、2ヶ月くらい前に撮影が行なわれる。そして言うまでもなく、日本における桜の開花は3月。そう、つじつまがまったく合わないのだ!

なるほど、この映像は合成なのか…というと、映像を見る限り、合成で生じるような不自然さはない(ハリウッドレベルの技術を導入すればこのクオリティの映像合成は可能かもしれないが…)。では、日本ではない場所で撮影されたのだろうか。確かに桜は日本だけでなく、アメリカやドイツなどでも見ることはできる。しかし、このロケ現場、どうも日本国内の景色にしか見えない。

謎だらけのDigiCut「桜想い ~仲間と過ごした日々~」のミュージックビデオ。この不可思議な映像については一旦置いておいて、楽曲はなかなか耳と心に響くキャッチーさがある。メンバー曰く、出会いや別れ、友情や恋愛など甘く切ない学生時代の思い出を歌ったこの曲の裏テーマは“同窓会の開催”。今となっては連絡先もわからない仲間が多く、そんな彼らにこの歌が届き、昔みたいにまたみんなで騒げるきっかけになれば、と願っているそう。なお、「レコチョク クラブ・うた」にて着うた(R)が2月16日より配信中だ。

ところで、関係者曰く、この桜の映像は「“生桜を使用したミュージックビデオ”というメンバーの強いこだわりを画期的で、かつ、もっともアナログな方法で実現した」んだそうだ。桜を撮影する、もっとも画期的かつアナログな方法。たとえばもしも、時間を1年前の桜満開の頃まで巻き戻すことができる画期的な方法でもあれば…って、あれ? この新曲「桜想い ~仲間と過ごした日々~」って、確かにDigiCutの新曲だけど、そもそも曲ができて、シングルリリースすることが決定したのって、そしてミュージックビデオが撮影されたのっていつなんだろう。もしかして…まさかそんな。

そんな謎が謎呼ぶ(?)DigiCut「桜想い ~仲間と過ごした日々~」は、3月2日リリースだ。

◆DigiCut オフィシャルサイト
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