樹木希林、安藤裕子「林檎殺人事件」PVで33年ぶりのフニフニダンス

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安藤裕子、7年間にわたるカバーシリーズの集大成とも呼べる『大人のまじめなカバーシリーズ』が、2011年3月2日にリリースされる。このアルバムに収録されている「林檎殺人事件」のミュージックビデオにおいて、なんと本家本元の樹木希林が出演し、フニフニダンスを披露しているのだ。

◆「林檎殺人事件 feat.池田貴史」の画像、樹木希林が出演したミュージックビデオ

このカバーシリーズには、1978年にリリースされ、郷ひろみと樹木希林の異色のデュエットで大ヒットした「林檎殺人事件」のほか、「君は1000%」(1986オメガトライブ)、「君に、胸キュン。-浮気なヴァカンス-」(Yellow Magic Orchestra)など、2004年から7年にわたって、安藤裕子が不定期で発表してきたカバー曲に、新録を4曲追加した計12曲を収録。中でも、池田貴史(レキシ/100s)をフィーチャーした「林檎殺人事件」のミュージックビデオ(CD+DVD盤に収録)では、樹木希林が33年ぶりに、当時の衣装を再現したコスチュームで登場。安藤裕子、池田貴史とともにフニフニダンスを披露している。

今回のカバーは、安藤が当時の「林檎殺人事件」の映像を観て「この曲のミュージックビデオで、池ちゃん(池田貴史)と踊りたい!」という流れから企画が進んだ。その中で、ダメもとで樹木希林側にも出演交渉してみたところ、なんと快諾され、ミュージックビデオ出演に至ったという。

そんな実際のミュージックビデオでは、樹木希林らしいとぼけた様子で、安藤のダンスシーンに乱入したり、一緒にステップを踏んだり、エアギターをほうきでプレイしたり。本家本元の貫禄と可愛らしいおばあちゃんぶりが同居した映像となっている。

圧倒的かつ個性的な存在感で、樹木希林に目を奪われがちな映像だが、池田とのコミカルな演技と、そしてもちろん、アンドリューのチャーミングな一挙手一投足にもぜひ注目してほしい。

「心配なのは、歌も振りもスッカリ忘れています。だいだいネ、カラオケでこれがかかると、どこから入っていいかわかりません。見かねて、他人が歌ってくれますーヨ。」── 樹木希林

「本当に嬉しかった。無理なお願いと、誰もが半信半疑で。いいわよ。普通いわないよ。現場でも先人としての貴重なお話沢山聞かせてくれました! もはや撮影よりもお話ができた事がよかった。つまらん後輩にならないように頑張ります。」── 安藤裕子

◆++ Andrew page ++(安藤裕子オフィシャルサイト)
◆iTunes Store 安藤裕子(※iTunesが開きます)

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