花*花、7年ぶりのアルバム『ハライソ』リリース記念ライブ
再結成後初、7年ぶりのアルバム『ハライソ』を1月26日にiTunes Storeにて配信を開始させた花*花。彼女達が1月30日に東京・渋谷B.Y.Gでリリース記念ライブを行った。
今作『ハライソ』は、活動休止後お互いのソロ活動を経た二人の“今”の想いがたっぷりと詰まった作品として、2010年12月23日にリリースされたばかり。そして、今回ライブを行った渋谷B.Y.Gは、1969年にオープンして以来本物の唄を届け続けており、花*花の二人が“東京の家”と言ってはばからない思い出の詰まった大切なロック喫茶だ。
まさに、二人の歴史を辿り、今の唄を届けるために、その足跡を確かめるようなライブが始まった。ステージにはピアノが2台。中央には今回ジャケットデザインを手がけた小池アミイゴ氏のジャケット原画が飾られている。
一曲目から「スープ」「奇跡の裏側」と、活動休止前の頃からの楽曲を歌う。会場は暖かい眼差しの観客で溢れ「ただいま」「おかえり」と会話をしているようだ。続けて新作『ハライソ』から「タブー」を披露。パーカッションのような軽快なリズムとは裏腹に、愛しい人を思う切ない女心を歌う。
「花*花としての音源を出せたこと。それをこのB.Y.Gにライブで持って来れたことが幸せ」と相変わらずの屈託の無い笑顔で言うこじまと、お姉さんのように優しく見守るおのの姿に懐かしさと新たな魅力が相まっていた。ここで、二人から知らせされたのは、今回のライブは花*花では初めてのUstream配信もしているとのこと。会場に来れなかったファンに向けても「ただいま」を伝える。
インディーズ時代に初のシングルとしてリリースした「~こたつと毛ガニの巻~」でホワッっとした空気がより一層暖かくなった後、「夜香梅」「ハナムケノハナタバ」「泣けるほど」と花*花の真骨頂とも言えるバラードが続く。音源では初めてギターと声のみというスタイルにも挑戦している「泣けるほど」はピアノの音がまた違った感じで響いてくる。次に「キャンディ」と最新作からの曲が続き、再結成後のライブでは定番となっている「ばんそうこう一枚」で第一部を締めくくった。
今回のライブは二部構成となっており、ドラマタイアップにより花*花の名前を全国区にした名曲「さよなら大好き人」で第二部がスタート。「ただひたすらに」では<人が聞いたら 何でもない事 迷ったり考えたりする 曲がり角で 立ち止って これでいいのかと振り返る>と歌っているが、その果てに、ポルトガル語やスペイン語で「楽園」を意味し、喜び哀しみ怒り愛しみ嘆き・・・様々な想いが詰まったアルバム「ハライソ」が出来上がったのだろう。
再始動1発目の新曲として出来上がった「いつも心に花を持て」は初めて関西弁を使用し、関西在住の二人が今の自分たちを表わすかのように、明るく話しかける様に歌い上げる。結成当初からずっと歌い続けてきた「ずっと一緒に」は、「ここにいる人達がおばあちゃん、おじいちゃんになっても、この空間を感じていたい」と一言一言に想いを乗せ、大切に歌っていた。
そして、メジャーデビュー曲の「あ~よかった」はB.Y.Gという、客席との距離がぐんと近い場所だからこそ、全ての人と温度を共感して、その空間を楽しむ二人の姿に「あーよかった!」と言葉が身体中に響いてくる。
本編最後の曲は「今日はありがとう」。<今日はどうもありがとう おかげですごく楽しかったよ><また 笑って会おうね>とまさに再始動後、待ってくれていたファンへ向け創った楽曲で締めくくった。
アンコールにはCD未収録曲の「King of winter~甘いワナ~」で大合唱のコール&レスポンスで盛り上がり、最後にタイトル曲の「ハライソ」で、こじまのウクレレの音が優しく会場を包み、ファンとの距離なんてない等身大の花*花のライブが幕を閉じた。
こじまいづみ、おのまきこ、スタッフ、会場、花*花を待ち続けたファンの想い。全ての想いが繋がって音になった瞬間が存在した。B.Y.Gを後にするファンの笑顔が、その証明なのだろう。そして2011年、花*花の「心で歌う唄」が「ハライソ」を日本中に作り上げる。
<セットリスト 2011.1.30@渋谷BYG>
スープ
奇跡の裏側
タブー
~こたつと毛ガニの巻~
夜香梅
ハナムケノハナタバ
泣けるほど
キャンディ
ばんそうこう一枚
さよなら大好き人
ただひたすらに
いつも心に花を持て
LONELY GIRL
ずっと一緒に
愛を少し語ろう
あ~よかった
今日はありがとう
EN
King of winter~甘いワナ~
ハライソ
『ハライソ』
TPL-8701 \2,100(tax in)
1.キャンディ
2.泣けるほど
3.いつも心に花を持て
4.ただひたすらに
5.タブー
6.今日はありがとう
7.ハライソ
8.ばんそうこう1枚[live ver.]※Bonus track
◆花*花 オフィシャルサイト
今作『ハライソ』は、活動休止後お互いのソロ活動を経た二人の“今”の想いがたっぷりと詰まった作品として、2010年12月23日にリリースされたばかり。そして、今回ライブを行った渋谷B.Y.Gは、1969年にオープンして以来本物の唄を届け続けており、花*花の二人が“東京の家”と言ってはばからない思い出の詰まった大切なロック喫茶だ。
まさに、二人の歴史を辿り、今の唄を届けるために、その足跡を確かめるようなライブが始まった。ステージにはピアノが2台。中央には今回ジャケットデザインを手がけた小池アミイゴ氏のジャケット原画が飾られている。
一曲目から「スープ」「奇跡の裏側」と、活動休止前の頃からの楽曲を歌う。会場は暖かい眼差しの観客で溢れ「ただいま」「おかえり」と会話をしているようだ。続けて新作『ハライソ』から「タブー」を披露。パーカッションのような軽快なリズムとは裏腹に、愛しい人を思う切ない女心を歌う。
「花*花としての音源を出せたこと。それをこのB.Y.Gにライブで持って来れたことが幸せ」と相変わらずの屈託の無い笑顔で言うこじまと、お姉さんのように優しく見守るおのの姿に懐かしさと新たな魅力が相まっていた。ここで、二人から知らせされたのは、今回のライブは花*花では初めてのUstream配信もしているとのこと。会場に来れなかったファンに向けても「ただいま」を伝える。
インディーズ時代に初のシングルとしてリリースした「~こたつと毛ガニの巻~」でホワッっとした空気がより一層暖かくなった後、「夜香梅」「ハナムケノハナタバ」「泣けるほど」と花*花の真骨頂とも言えるバラードが続く。音源では初めてギターと声のみというスタイルにも挑戦している「泣けるほど」はピアノの音がまた違った感じで響いてくる。次に「キャンディ」と最新作からの曲が続き、再結成後のライブでは定番となっている「ばんそうこう一枚」で第一部を締めくくった。
今回のライブは二部構成となっており、ドラマタイアップにより花*花の名前を全国区にした名曲「さよなら大好き人」で第二部がスタート。「ただひたすらに」では<人が聞いたら 何でもない事 迷ったり考えたりする 曲がり角で 立ち止って これでいいのかと振り返る>と歌っているが、その果てに、ポルトガル語やスペイン語で「楽園」を意味し、喜び哀しみ怒り愛しみ嘆き・・・様々な想いが詰まったアルバム「ハライソ」が出来上がったのだろう。
再始動1発目の新曲として出来上がった「いつも心に花を持て」は初めて関西弁を使用し、関西在住の二人が今の自分たちを表わすかのように、明るく話しかける様に歌い上げる。結成当初からずっと歌い続けてきた「ずっと一緒に」は、「ここにいる人達がおばあちゃん、おじいちゃんになっても、この空間を感じていたい」と一言一言に想いを乗せ、大切に歌っていた。
そして、メジャーデビュー曲の「あ~よかった」はB.Y.Gという、客席との距離がぐんと近い場所だからこそ、全ての人と温度を共感して、その空間を楽しむ二人の姿に「あーよかった!」と言葉が身体中に響いてくる。
本編最後の曲は「今日はありがとう」。<今日はどうもありがとう おかげですごく楽しかったよ><また 笑って会おうね>とまさに再始動後、待ってくれていたファンへ向け創った楽曲で締めくくった。
アンコールにはCD未収録曲の「King of winter~甘いワナ~」で大合唱のコール&レスポンスで盛り上がり、最後にタイトル曲の「ハライソ」で、こじまのウクレレの音が優しく会場を包み、ファンとの距離なんてない等身大の花*花のライブが幕を閉じた。
こじまいづみ、おのまきこ、スタッフ、会場、花*花を待ち続けたファンの想い。全ての想いが繋がって音になった瞬間が存在した。B.Y.Gを後にするファンの笑顔が、その証明なのだろう。そして2011年、花*花の「心で歌う唄」が「ハライソ」を日本中に作り上げる。
<セットリスト 2011.1.30@渋谷BYG>
スープ
奇跡の裏側
タブー
~こたつと毛ガニの巻~
夜香梅
ハナムケノハナタバ
泣けるほど
キャンディ
ばんそうこう一枚
さよなら大好き人
ただひたすらに
いつも心に花を持て
LONELY GIRL
ずっと一緒に
愛を少し語ろう
あ~よかった
今日はありがとう
EN
King of winter~甘いワナ~
ハライソ
『ハライソ』
TPL-8701 \2,100(tax in)
1.キャンディ
2.泣けるほど
3.いつも心に花を持て
4.ただひたすらに
5.タブー
6.今日はありがとう
7.ハライソ
8.ばんそうこう1枚[live ver.]※Bonus track
◆花*花 オフィシャルサイト
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