つんく♂、AKB48やK-POPガールズユニットの人気は「新たなるチャンスの到来」
総合エンターテインメントプロデューサー・つんく♂が都内書店にて、著書『口説く』の発売記念トーク&サイン会を行なった。
◆つんく♂画像@『口説く』発売記念イベント
2008年に出版した『一番になる人』(サンマーク出版)以来2年ぶりとなるつんく♂の著書。2010年に自身の本を出す予定はなかったが、出版元の青志社から「出してください」という強いラブコールがあって出版することになった、という。
「内容としては前回の『一番になる人』の続編というか、今回新たに自身の生い立ちや学んできたこと、シャ乱Qが大阪で成功したことや、ここ最近の2年間でいうと子供がうまれたことの経験談とか含め書いてます。」── つんく♂
本のタイトルは、自身が代表を務めるレコード会社・TNXの2010年のスローガン<口説いて、口説いて、口説きまくれ!!>から取られた。つんく♂は、「色々目指しているクリエイターや若者、若い働く人、これから新たな事に挑戦しようと思っている人にぜひ、読んでほしい。」と語っている。
また囲み取材では、モーニング娘。やスマイレージなど多数のアイドルを世に送り出してきたつんく♂だけに、現在人気を集めるグループAKB48についてどう思うか、と質問が。つんく♂は、「街のレコードショップにとってキラーコンテンツができあがっているのは非常に売りやすいというか、いい流れなんじゃないでしょうか。CDが売れないと言っている昨今、AKB48が頑張っていることによって日本のアイドル文化とかガールズポップ文化が大きく変わってきた。それとそういう枠があるんだったらということでK-POPのガールズユニットが入ってきたりとか市場が大きく変わったんで新たなるチャンスの到来だと思っているし前向きに捉えています。」と、真剣に語り「ああいう方法があるならモーニング娘。もこんな方法ありかなぁ、と思っているので、今まさしく第9期モーニング娘。オーディションの最終ですがいろんな事を含めて楽しみです。」と、モーニング娘。のこれからの展開についての“仕掛け”をも匂わせた。
また、同じくつんく♂がプロデュースする、女の子同士のガチバトル・エンターテインメント<ザ☆キラー♡コンテンツ>についても、面白い素人からアイドルの子達まで集まってきている、とコメント。12月29日に開催される第2回大会も非常に期待がもてそうだ。
そんなつんく♂はプライベートでは、先日、夫人の第3子妊娠がわかったばかり。取材陣からこの事について訊ねられると、「双子でてんてこ舞いしてたんで、まだかなぁと思っていたんですけど、そんなすぐにコウノトリさんが運んできてくれるとは。」と、驚きながらも、「元気であればと何に望まないですね。」という喜びの表情。その瞬間、プロデューサーの顔から“パパ”の顔になっていたのは、言うまでもない。
◆TNX
◆つんく♂ Twitter
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