タイミング補正も可能となった業界標準ピッチ補正オーディオプラグイン「Auto-Tune 7 Native」
イーフロンティアは、米国Antares(アンタレス)社開発の業界標準ピッチ補正オーディオプラグイン「Auto-Tune」シリーズの最新版「Auto-Tune 7 Native」(オートチューン・セブン・ネイティブ)を2010年10月25日より発売した。
「Auto-Tune」は、1997年にAntaresが発売したピッチ補正用オーディオプラグイン。音程の補正がもともとの用途だが、最近ではPerfumeの楽曲でもおなじみとなった独特の音程変化、ケロケロボイスと呼ばれる効果をもたらすプラグインとして、あらためて注目を集めている。その「Auto-Tune」の最新版「Auto-Tune 7 Native」が登場することとなった。パッケージはソフトウェアのみのものと、iLok付の2種類がラインナップされる。
「Auto-Tune」は、音程が不安定なボーカルや楽器のトーンを、優れた精度を誇る独自のアルゴリズムで検出し、最も近い音高へと補正を施す。スタジオ録音や編集に要する時間の節約、テイクの録直しによるストレスの軽減など、レコーディングの現場に多大なメリットをもたらす。事実、「Auto-Tune」は世界中のほとんどのプロフェッショナルのレコーディング現場に導入されている実績があり、世界で最も売れているオーディオプラグインとなっている(Antares調べ)。
前バージョンの「Auto-Tune Evo」で導入された、フォルマント処理の新たなスタンダード技術「Evo ボイスプロセッシングテクノロジー」が、さらなるクオリティの向上を果たしたのが大きなトピック。これまで以上に幅広いトランスポーズ範囲において、より自然なピッチシフトやスロートモデリング(声管物理モデリング)が可能。「Auto-Tune 7」の補正効果は極めて正確でありながらも自然でクリア、かつボーカルのニュアンスを失うことなく補正を行なうことができるようになっている。トランスポーズ機能、フォルマント修正、スロートレングス(声管の長さ)の調節、ビブラート作成機能など、ボーカルプロダクションを強力にバックアップする数々の機能が備わっており、ユニークなボーカルキャラクターを生み出すことが可能だ。
新機能の目玉としては、「タイミング補正機能」の搭載が挙げられる。非常に高度なタイムシフトアルゴリズムと直観性に優れたユーザーインターフェイスにより、タイミングのずれを手早く簡単に修正可能。もちろん、ピッチ補正を施した状態でのタイミングの補正が可能であり、音の繋がりを保ったまま、自然なタイミング補正結果を得ることができる。ユーザーインターフェイス面では、「Auto-Tune 7」の画面内だけで完璧なボーカルプロダクションを行えるようになった。また、プロフェッショナルの現場のワークフローに適した設計となっており、非常に無駄のない作業を実現できる。1つの統合された環境内で集中して作業に取り組めるため、創造力を存分に発揮することが可能となっている。もう、タイミング補正のためだけに作業を中断する必要はなくすべてを「Auto-Tune 7」の中で行えるというわけだ。
グラフィックモードが使いやすく進化したのも見どころ。オブジェクトごとにスロートレングスの調整が可能になったほか、MIDIノートを元にノートオブジェクトの作成も可能、ピッチ補正やビブラート調整は任意の順序で行えるようになっている。また、トラッキングされたオーディオの波形が表示されるようになったり、タイムラインの秒単位、または小節および拍単位での表示も可能、垂直方向のズーム範囲が拡大(1ピクセルの1/100)し緻密な編集がしやすくなったのもポイントだ。
対応フォーマットは、RTAS、VST(以上、Windows/Mac)、Audio Units(Mac)。それぞれに対応したホストアプリケーションが必要となる。なお、RTASはPro Tools HD 7またはPro Tools LE 7以上、グラフィカルモードの同期を行うにはPro Tools HD 7.2またはPro Tools LE 7.2以上が必要。プロテクトにはiLok Smart Key(iLokキー)を採用、使用にはiLokキーが必要となる。iLokキー使用にはUSBポートが必要なほか、ライセンスをデポジットする際にインターネット接続環境が必要となる。
<動作環境>
●Windows
OS:Windows 7、VistaまたはXP
CPU:IntelまたはAMD Dual Core以上
対応フォーマット:RTAS、VST
●Mac
OS:Mac OS 10.5以降
CPU:PowerPC Dual Core以上
対応フォーマット:RTAS、VST、AduioUnits
※MIDIを使用してAuto-Tune 7をコントロールする場合、ホストアプリケーションがMIDIトラックをオーディオプラグインにルーティングする機能を備えている必要がある。
◆Auto-Tune 7 Native
価格:47,250円
◆Auto-Tune 7 Native iLok付
価格:50,400円
発売予定日:2010年11月19日
◆Auto-Tune 7 製品詳細ページ
◆イーフロンティア
◆BARKS 楽器チャンネル
「Auto-Tune」は、1997年にAntaresが発売したピッチ補正用オーディオプラグイン。音程の補正がもともとの用途だが、最近ではPerfumeの楽曲でもおなじみとなった独特の音程変化、ケロケロボイスと呼ばれる効果をもたらすプラグインとして、あらためて注目を集めている。その「Auto-Tune」の最新版「Auto-Tune 7 Native」が登場することとなった。パッケージはソフトウェアのみのものと、iLok付の2種類がラインナップされる。
「Auto-Tune」は、音程が不安定なボーカルや楽器のトーンを、優れた精度を誇る独自のアルゴリズムで検出し、最も近い音高へと補正を施す。スタジオ録音や編集に要する時間の節約、テイクの録直しによるストレスの軽減など、レコーディングの現場に多大なメリットをもたらす。事実、「Auto-Tune」は世界中のほとんどのプロフェッショナルのレコーディング現場に導入されている実績があり、世界で最も売れているオーディオプラグインとなっている(Antares調べ)。
前バージョンの「Auto-Tune Evo」で導入された、フォルマント処理の新たなスタンダード技術「Evo ボイスプロセッシングテクノロジー」が、さらなるクオリティの向上を果たしたのが大きなトピック。これまで以上に幅広いトランスポーズ範囲において、より自然なピッチシフトやスロートモデリング(声管物理モデリング)が可能。「Auto-Tune 7」の補正効果は極めて正確でありながらも自然でクリア、かつボーカルのニュアンスを失うことなく補正を行なうことができるようになっている。トランスポーズ機能、フォルマント修正、スロートレングス(声管の長さ)の調節、ビブラート作成機能など、ボーカルプロダクションを強力にバックアップする数々の機能が備わっており、ユニークなボーカルキャラクターを生み出すことが可能だ。
新機能の目玉としては、「タイミング補正機能」の搭載が挙げられる。非常に高度なタイムシフトアルゴリズムと直観性に優れたユーザーインターフェイスにより、タイミングのずれを手早く簡単に修正可能。もちろん、ピッチ補正を施した状態でのタイミングの補正が可能であり、音の繋がりを保ったまま、自然なタイミング補正結果を得ることができる。ユーザーインターフェイス面では、「Auto-Tune 7」の画面内だけで完璧なボーカルプロダクションを行えるようになった。また、プロフェッショナルの現場のワークフローに適した設計となっており、非常に無駄のない作業を実現できる。1つの統合された環境内で集中して作業に取り組めるため、創造力を存分に発揮することが可能となっている。もう、タイミング補正のためだけに作業を中断する必要はなくすべてを「Auto-Tune 7」の中で行えるというわけだ。
グラフィックモードが使いやすく進化したのも見どころ。オブジェクトごとにスロートレングスの調整が可能になったほか、MIDIノートを元にノートオブジェクトの作成も可能、ピッチ補正やビブラート調整は任意の順序で行えるようになっている。また、トラッキングされたオーディオの波形が表示されるようになったり、タイムラインの秒単位、または小節および拍単位での表示も可能、垂直方向のズーム範囲が拡大(1ピクセルの1/100)し緻密な編集がしやすくなったのもポイントだ。
対応フォーマットは、RTAS、VST(以上、Windows/Mac)、Audio Units(Mac)。それぞれに対応したホストアプリケーションが必要となる。なお、RTASはPro Tools HD 7またはPro Tools LE 7以上、グラフィカルモードの同期を行うにはPro Tools HD 7.2またはPro Tools LE 7.2以上が必要。プロテクトにはiLok Smart Key(iLokキー)を採用、使用にはiLokキーが必要となる。iLokキー使用にはUSBポートが必要なほか、ライセンスをデポジットする際にインターネット接続環境が必要となる。
<動作環境>
●Windows
OS:Windows 7、VistaまたはXP
CPU:IntelまたはAMD Dual Core以上
対応フォーマット:RTAS、VST
●Mac
OS:Mac OS 10.5以降
CPU:PowerPC Dual Core以上
対応フォーマット:RTAS、VST、AduioUnits
※MIDIを使用してAuto-Tune 7をコントロールする場合、ホストアプリケーションがMIDIトラックをオーディオプラグインにルーティングする機能を備えている必要がある。
◆Auto-Tune 7 Native
価格:47,250円
◆Auto-Tune 7 Native iLok付
価格:50,400円
発売予定日:2010年11月19日
◆Auto-Tune 7 製品詳細ページ
◆イーフロンティア
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