Marin&Riena、運命的に出会った2人のガールズユニットのデビューシングル「Love Train」特集
Marin&Riena 2010.10.20「Love Train」Release
全作詞曲を手掛ける高速ラップのMarin 数多くのモデル活動と透明感ある歌声のRiena 運命的に出会った2人のガールズユニット
INTERVIEW
Marin:事務所が一緒なので会う機会があったんですけど。私は元々、ラップが多い楽曲を10代の頃から作っていて、20歳前後からメロディもある楽曲を作るようになったんですね。でも自分一人だと色々難しい部分もあって、誰かと一緒にやりたいなと思ってたんです。そんな時にRienaちゃんと出会って、私が作った楽曲を歌ってもらったら、Rienaちゃんのキャッチーな声がすごく合ってたので、ぜひ一緒にやりたいなと。
Riena:そうですね。高校生の時にスカウトされて、そこから“Egg”“PINKY”“mina”“Oggi”とコツコツやってきて、今に至るって感じです。でも歌はずっと大好きで、歌手になるのが小さい頃からの夢だったんですよ。だからMarinと出会ったのは運命というか、これをきっかけに歌をやれたらいいなって思いました。ただ、Marinと初めて会った時、正直、あんまり印象は良くなかったんですよね(笑)。格好がBガール過ぎて、ダボダボのデニムにティンバーランドの靴はいて、(クールに)「あ、初めまして」みたいな。“うわっ、コワ~!”と思った(笑)。
Marin:Rienaちゃんも最初、近寄りがたかったよ(笑)。ほんと“モデルさん!”って感じで、お人形さんみたいに綺麗で。あんまりしゃべらない人なのかと思った。
Riena:でも話をするようになったら、Marinは笑顔も可愛いし、“あ、この人、全然怖くない”と思って(笑)。そっからスイッチが切り替わってすごく仲良くなったんだよね。
Marin:性格も正反対ぐらいに違いますね。
Riena:Marinはすごいしっかりしてるんですよ。だからマネージャーさんも、例えば何か大切なCDとかは絶対Marinに渡すんです。私に渡してもすぐ失くすから(笑)。
Marin:Rienaちゃんはムードメーカー的で、発想も自由で面白いんです。だからストイックになりすぎる私からすると、うらやましい面もいっぱいありますね。でも、全然違う2人だからこそ、いろんな発想が生まれて、音楽的にも面白いことができるんじゃないかなって。
Marin:「Love Train」はラップから作っていったんですけど、ポップでキャッチーで明るい曲にしたいなと思って書いてたら、サビのメロディと“Love Train”っていう言葉が出てきて。そこから電車に関連づけたAメロを作っていったって感じですね。
Marin:そうですね。ラップがわりとカチッとしてて、サビの部分がすごいキャッチーなので、それ自体、2人を表してる感じがあるかなと。あと、私は歌詞を書く時、なるべく1つの意味に限定されないような表現を心がけてるんです。1つの意味に限定しちゃうと、その体験をしてない人は、曲の中に入り込めなくなるから。だからこの「Love Train」も、いろんな捉え方ができるように書いていて。
Riena:歌も、楽しく歌うのを目標にしつつ、敢えてどちらにも取れるような感じで歌いました。いろんな捉え方をしてもらいたかったので。だから、いろんな人がそれぞれの捉え方でこの電車に乗ってくれたらなと思います。
Marin:あ、うまいこと言った。
Riena:ほんと? よかった(笑)。
Riena:今のところないですね。「私はこうじゃない」より、「わかる~。こういうこと、あるある~!」って思うことの方が多くて。ほんと、Marinの書く詞って“あるある”がすごいんですよ。
Riena:そう。(今作3曲目の)「おかえり…」とか、歌詞を見た瞬間“これ、私だ”って思いましたから。(2曲目)「夏の香り」も。この歌詞を初めて見たのは去年の夏だったんですけど、友達がまったく同じ恋愛の仕方をしてて、「ダメだよ、そんなんじゃ」って言ってたのがそのまま歌になってたから、“うわ~、あるあるだなぁ~”って。
Riena:「Love Train」とか「おかえり…」は“100超えちゃっていいですか?”って感じで、「夏の香り」も気持ち的には100越えなんですけど、友達の経験ってことで98ぐらい(笑)。
Marin&Riena:あはははは!