ザ・ビートルズ、赤盤・青盤発売記念前夜祭も大盛況

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10月18日(月)世界同時発売となる『ザ・ビートルズ1962年~1966年』(赤盤)&『ザ・ビートルズ1967年~1970年』(青盤)の最新リマスター盤だが、アルバム発売記念前夜祭イベントが10月14日、東京港区の赤坂BLITZで行なわれ、会場はアルバム発売を待ちわびる多くのビートルズ・ファンで賑わうこととなった。

◆<ザ・ビートルズ&アップル・レコーズ・ナイト~赤盤 青盤 前夜祭~>画像

<ザ・ビートルズ&アップル・レコーズ・ナイト~赤盤 青盤 前夜祭~>と銘打たれたこのイベントでは、ザ・ビートルズの映像を中心に、バッド・フィンガー、メリー・ホプキンなどアップル・レコードのアーティストの貴重な映像を披露。「アイ・フィール・ファイン」や「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」などのプロモーション映像、ザ・ビートルズ唯一の日本公演となった1966年の日本武道館公演での「ひとりぼっちのあいつ」、アメリカのテレビ番組「エド・サリバン・ショー」での「オール・マイ・ラヴィング」などの映像が、会場の大スクリーンに映し出され、多くのファンを魅了した。

更に、イベントにはスペシャル・ゲストとして、現在来日中のアップル・レコード社長、ジェフ・ジョーンズが登場。リンゴのマークでお馴染みのアップル・レコードはもともとビートルズ自身が1968年に設立、現在はビートルズの様々な権利を保有・管理している会社だが、そのトップの登場に会場も大いに沸き立った。

ジェフ・ジョーンズは「子供の頃、初めてアメリカのテレビ番組『エド・サリバン・ショー』でビートルズを観て以来、いつか自分もあんな世界で彼らと仕事をしてみたいと思っていたが、それが今やアップルを代表する立場となった」と語り、「ポール、リンゴ、ヨーコ(故ジョン・レノン夫人)、オリビア(故ジョージ・ハリスン夫人)に代わって日本のファンに感謝の言葉を伝えたい」と述べ、日本のファンへの謝意を表わした。

前夜祭も盛況のうちに終了し、いよいよリリースを待つだけだ。1973年の発売以来、ビートルズ史上最も売れたアルバムとして、現在まで多くの伝説を作ってきた赤盤・青盤が、また新たな歴史の一歩を踏み出すことになる。これは音楽史に刻まれる重大な出来事。その歴史的当日に、その作品を手にしていただきたいものだ。

『ザ・ビートルズ 1962年~1966年』(赤盤)
TOCP-71017(2CD/全26曲)
『ザ・ビートルズ 1967年~1970年』(青盤)
TOCP-71019(2CD/全28曲)
2010年10月18日世界同時発売
*期間限定特別価格:各2,600円(税込)
◆ザ・ビートルズ・オフィシャルサイト
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