YMOをはじめ、世代もジャンルを超えた豪華16組が集結した<WORLD HAPPINESS 2010>をオンエア決定

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写真/Yellow Magic Orchestra、ムーンライダーズ、東京スカパラダイスオーケストラ、RHYMESTER、サカナクション、pupa(高橋幸宏+原田知世+高野寛+高田漣+堀江博久+権藤知彦)

緑豊かな東京・都立夢の島公園陸上競技場で開催され、“親子連れ”で楽しめるフェスとして知られている<WORLD HAPPINESS 2010>。Yellow Magic Orchestraを筆頭に多彩かつ豪華な16組が集結し、8月8日に行われたライブの模様をWOWOWが9月14日(火)夜9:00~放送することが決定した。

◆<WORLD HAPPINESS 2010>ライヴ画像

<WORLD HAPPINESS 2010>は、数あるフェスの中でも、親子連れにも好評を博し、今年で3年目を迎える新たな夏の“風物詩”的ライブイベント。会場である夢の島公園陸上競技場周辺は、都心の近くでありながら広大な森林が広がり、野外フェスとしての雰囲気を存分に味わえるだけでなく、レジャーシートを広げピクニック気分で音楽と触れ合うことのできる、このフェスならではの空間を生み出している。そんなロケーションに加え、他ではあまり考えられない顔合わせのアーティストが集結し、既存の夏フェスとは趣を異にする、ジェネレーション格差を払拭した一大イベントとなっているところが最大の魅力だ。

夏空の下、今年はチャートを賑わせる面々も続々登場。LOVE PSYCHEDELICOは、タフなバンドサウンドとKUMIのパワフルな歌声で会場は総立ちに。MONGOL800の「あなたに」「小さな恋のうた」では観客も大合唱。熱いメッセージに大きな拍手が送られた。魂の叫びを思わせる歌声で圧倒したのはCocco。「強く儚い者たち」「ニライカナイ」など全身全霊をこめて熱唱する姿には、多くの人が感銘を受けたようだ。

高い音楽性をもつ気鋭アーティストにも注目が。ジャズなどの影響をポップに消化し、豊かな音楽性を印象づけた大橋トリオ。卓越したポップセンスを披露した清 竜人。独自の世界観をドラマチックに歌い上げた安藤裕子。なかでも人気を集めたのがサカナクション。今最も勢いのあるバンドらしい華のあるステージで観客を大いに踊らせた。

さらに、多彩なジャンルなジャンルのアーティストが登場するのも<WORLD HAPPINESS 2010>の見逃せない魅力である。ヒップホップ勢では“キング・オブ・ステージ”の異名をとるRHYMESTERが、会場を一体感に導く圧巻のパフォーマンスで観客の心をつかんだ。カヒミ・カリィがキーボードのジム・オルークら鬼才を従えて静謐なサウンドで魅了し、にほんのうた楽団が童謡で和ませる一方で、今年突如再結成した伝説的バンド、プラスチックスは極彩色のテクノポップで強烈なインパクトを与えたのも一興といえよう。

この日の目玉のひとつは高橋幸宏を中心とするpupa。原田知世の涼やかなボーカルと実力派ミュージシャンによる心地良いサウンドは、まさに極上のひとときに。また、30年以上のキャリアを誇るムーンライダーズはゲストに小島麻由美を迎え、今秋公開の映画版「ゲゲゲの女房」のエンディングテーマ曲などを披露した。

夕刻に登場したのは東京スカパラダイスオーケストラ。ステージ狭しと動き回って観客をあおれば、芝生が揺れるほどの盛り上がりに! 底抜けに楽しいライブは彼らならではと実感させられた。

そして、HASYMO名義で参加した第1回から数えると細野晴臣・高橋幸宏・坂本龍一3人のYellow Magic Orchestraは3年連続の出演となり、この日の<WORLD HAPPINESS 2010>に出演した豪華なアーティスト16組の大トリを飾った。代表曲を中心としたセットリストには、一曲ごとに大きな歓声が上がる。Crystal Kayや東京スカパラダイスオーケストラをゲストに迎え、ステージも華やかに。サービス満点の内容に観客は大興奮だった。

他とは一線を画する世代やジャンルを超えたフェス。幅広い世代が楽しめるこの模様を、WOWOWで9月14日(火)夜9:00~オンエアされる。極上のエンターテインメントをWOWWOで存分に味わってもらいたい。

『WORLD HAPPINESS 2010 ~Yellow Magic Orchestra、ムーンライダーズ、プラスチックス and More!』
9月14日(火)夜9:00~
WOWOWでハイビジョン放送

◆WOWOW オフィシャルサイト
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