スリップノット、「続ける意味がない」?「新曲でカンバック」?

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ポール・グレイの急逝から3ヶ月半…。スリップノットの未来は未だ不確かなようだ。「新しいミュージックと一緒にカンバックする」と話すメンバーがいる一方、「いまのところ(続ける)意味がない」と考えるメンバーもいる。

フロントマンのコリィ・テイラーは、懐疑派だ。彼はFMQBラジオでこう話している。「自分はスリップノットとして何かしたいと思っているのかどうか、ジレンマに陥っている。俺にとって、ポールはバンドに欠くことのできない一部だったから。後から考えるとバカみたいに見える発言はしたくないが、いまのところ、俺にとって(続ける)意味はない」

といっても、テイラーは完全否定しているわけではない。「何か言うには早すぎる…。誰にもわからない」とも続けている。

一方で、「ポールは俺らにやめて欲しくないはずだ」「新しい音楽と一緒にカンバックする」(ジョーイ・ジョーディソン/ドラム)、「そのときが来れば、俺らを再びよみがえらせる力が働くはずだ」(シド・ウィルソン/ターンテーブル)と話すメンバーも。

グレイの死からまだ半年も経っておらず、将来の見通しが立たないのは当然だ。それどころかまだ傷さえ癒えていない状態で、インタヴューに応じる度にこの手の質問が出るのは気の毒でもある。

Ako Suzuki, London
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