ナズとダミアン・マーリーの共通な姿勢

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ナズとダミアン・マーリーが上手く共演できるのは、2人の人生に対する姿勢が似ているからだという。5月にレゲエとヒップホップの融合アルバム『ディスタント・リラティヴス』を発売した2人だが、彼らが持つ音楽を通じて伝えたいメッセージには共通点が多いのだそうだ。

◆ナズ画像

ダミアンは、「俺たちは、人生の哲学において共有できることが数多くあるんだよ。ものの見方とか、何に注意を払うかとかね。音楽に対する姿勢にも、共通するところが多いんだ。どんな人々の声となりたいかとか、どんな人たちに届けたいかってところでさ」と話す。

自身でも9枚のスタジオ収録アルバムを持つナズは、グラミー賞の受賞歌手であるダミアンと共に作品作りをしたことは、彼が自分勝手なミュージシャンになり過ぎないようにする手助けとなったと話した。彼は、ガーディアン紙に対し「どんなアーティストも、自分がやっている分野で最高であることを目指すし、常に前作のアルバムよりも良いアルバムを作ろうとするだろう。「自分のことを考えるのは止めて、自分以外のことをやってみよう」なんて言う機会はないんだよ」と語っている。

「今回のアルバムは、俺の能力以上のことさ。俺がこれまでの人生でやってきたことは、主としてヒップホップさ。スタジオ入りする前からどういうものか分かっているんだ。でも今回のは、毎回何が起こるか分からなかったんだよ。だからスタジオにいる時にはワクワクしたね。他のアーティストとレコーディングをするなんて、今までやったことなかったからさ」──ナズ

BANG Media International
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