<青木琴美『カノジョは嘘を愛しすぎてる』夏フェス>、大盛況

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8月8日、<青木琴美『カノジョは嘘を愛しすぎてる』夏フェス>と題されたイベントが、タワーレコード渋谷店1Fラウンジスペースで開催となった。

◆<青木琴美『カノジョは嘘を愛しすぎてる』夏フェス>画像

小学館のコミック雑誌『Cheese!(チーズ!)』にて連載中の青木琴美『カノジョは嘘を愛しすぎてる』は、音楽業界を舞台にした大人気コミック。その作品内の重要なシーンに何度も登場するタワーレコード渋谷店は、いわば『カノ嘘』の聖地なのだ。そんな聖地に現れたのが作者青木琴美と、作品の大ファンであるというAneCan専属モデルの高垣麗子。トークショーとして作品の魅力、音楽、私生活についてたっぷりと語ってくれた。

女性同士、美容の話にも花を咲かせつつも、青木琴美の最高で丸4日間徹夜で仕事をし、さらに今でも2日半ほど寝ないで仕事をすることもあるというタフな発言に一同びっくり。新婚である高垣麗子は、2人とも忙しい中で夫婦円満でいる秘訣は?との質問に、「メールと電話は必ず毎日します。そうすれば、会えなくてもつながっていると実感できるので…」とアツアツぶりを語ってくれた。

そして話題はカノ嘘のストーリーへ。「ミュージシャンの世界=音楽業界」を舞台にしたきっかけは?との問いに、思わぬ苦労ぶりも告白。

「これまで描いていた作品とは全然違う作品にしたかったのと、12年間作家として活動してきて、音楽を世に生み出す人と、物語を世に出す自分は共通点が多いのでは?と思ったのがきっかけです。でも、一年近く悩んで、徐々に構成を固めていきました。ただ、実際描きはじめてみると、正直ぎゃふんという感じです(笑)。キャリアを積んでいる作品中のアーティストと自分は共感できる部分がありますが、それ以前に楽器の描写が難しい!実際にギターなど実物を買って、描きこんでいます。」──青木琴美

ちなみに音楽業界の裏側も描かれているこの作品、その秘訣は仲の良い音楽プロデューサーから聞いた情報をストーリーに反映させているのだとか。そんなカノ嘘を、高垣麗子は「登場人物それぞれが音楽に夢を持って、でも現実にぶち当たったり、葛藤したりする気持ちの描写がリアルで、青木先生は実はミュージシャンを目指していたから、こんなにリアルに描けるのかな?と思ったほど。青木先生の作品からは勇気や元気をもらうので、自分もモデルや様々な分野で、見てくれている皆さんに勇気や元気を与えられる存在でいたいと思います。」とコメント。

「カノ嘘はこれからが本番だと思っています」と青木琴美のコメント通り、これからますます見逃せない作品となりそうだ。

<青木琴美『カノジョは嘘を愛しすぎてる』夏フェス>開催期間中は、複製原画や小道具を展示し、会場でしか購入できないオリジナルグッズの販売も行なうほか、8月11日(水)に、「青木琴美×miwa トーク&ミニライブ」、8/12(木)に「Rie fu×星羅 トーク&ミニライブ」など、青木琴美ファンである各界著名人がタワレコ渋谷店に集結し、イベントがおこなわる。

<カノ嘘フェス>初日の朝、タワーレコード渋谷店入り口には女の子たちが行列を作って開店を待つほどの人気だけに、この『カノ嘘』の聖地でのリアルイベントは、『カノ嘘』の世界にも何らかの影響を与えるかも。アニメの中で、イベントを見に来たあなたが描かれたりして。
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